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雨降りの日との付き合い方

個人的なことをまずお伝えしておくと、私は強烈な雨女です。

小さい頃から言われ続けているのではっきり自覚しています。昔から家族でどこかに出かける際、私が一緒の場合に雨が降る確率も高く、出かける前日「明日は〇〇ちゃん来るから雨かもね」と言われ続けて運十年、自分で自覚するだけでなく、家族公認の雨女と言えると思います。


私と雨の日

パッと青空が広がる青天の日と比べると、雨の日はどうしてもネガティブなイメージがありますよね。でも雨女の私からしてみれば、雨は身近な存在。雨が降ることをネガティブだと捉えると、私の生活がとってもネガティブに感じられちゃう!

なのである日、決めたことがあります。雨が降ったら、今日は自分のことを応援してもらっている、そう思うようにしました。

無茶苦茶な考え方だと思うかもしれませんけど、これが意外と私には効果的でした。(思い込みはたまに人を助ける?感じでしょうか)全員に効果があるとは思いませんが、もし雨女・雨男で困っている方がいたら、まずは1度、お試しください。

雨の日になくてはならないもの?

さて雨の日というとまず思い浮かべるもの、そう!傘です。

日本にいた際、自分のお気に入りのちょっとお高めの傘を買って、使っていました。持ち歩いているだけでも気分が上がるし、なんといっても毎回傘を広げる瞬間、なんとも言えない充実感があります(なんで?と聞かれると困りますが、雨女の私を支えてくれる大切なものって感じだったのかな?)ただね、傘をすぐ起き忘れちゃう癖があり、何度もなくしてますが、笑。

現在住んでいるトロントでは日本と比べて傘をしっかり使う習慣がありません。面倒臭いのですかね?雨が降る日、街中で周りをみると半分くらいの人たちは傘なしで足早に歩いていたり、濡れても「まっいいか!」的な感覚で歩いている感じがします。

日本にいて傘を持っていない時にそれなりの量、雨が降ってきたら、雨宿りをする、ないしは傘を買うケースが多いのではないでしょうか?あと、雨が降っていたらもちろんですが、降っていなくても降りそうな日には傘を持って出かけることもあると思います。

トロントでは雨が降っていても使わないくらいなので、準備して持って行く人はあまりいなさそう、、、そんな環境もあってか、私自身も日本にいた時より、傘を持ち歩くことも、実際に使うことも少なくなった気がしています。(多少の雨だったら走る!濡れても乾くよ!くらいの感覚。郷に入ればなんとやらですかね、笑。)

雨の日だからこそ

晴れ渡る空の下だと快適だなーと思うことはいっぱいありますよね。この季節であればキャンプだったり、プールや海で泳ぐ、お祭り日だったり、できたらお天気だと嬉しい、、、

だけど、それでも雨は降る。なので少し目線を変えて、雨だからこそといえることを探してみるのはどうでしょうか?

個人的に好きなのが、緑を楽しむこと。

雨の日は晴れている日よりも緑が濃く見える感じがして、好きだったり。もしお家に観葉植物とかあったら試してみてください。葉っぱが乾いている状態と、ちょっと湿らせてみた状態。色が違って見えませんか?

実はそれに気づいたのは雨降りの日にたまたま歩いていて、街路樹を見た時のことでした。雨の日は外に出るのも嫌だなと思う方も多いでしょうし、なるべくなら早く目的地につきたいと思うかもしれませんが、たまたまその時は時間があったのか周りを見渡す余裕があったんだと思います。

雨の日にあえて写真を撮ってみるとわかりやすいかもしれません。しとしと雨くらいの日がおすすめ。多少どんよりしているかもしれませんが、水に濡れた濃い緑を楽しめる1枚が手に入るかもしれませんよ。

韓国にも雨の日の面白い楽しみ方があるらしい、、、そんな話をこの配信の中でしました。

カナダに来てからは雨の日にこんなことも

わざわざ雨の日にコーヒーを持って車で公園に出かけたりします。当然雨の日なので外でコーヒー飲むのは難しい。なので車の中でコーヒーを楽しみます。

雨に濡れたグリーンを眺めながらのコーヒーは格別。鮮やかなグリーンの色合いを味わえるのは、晴れの日には楽しむことができない特別な時間です。

そして同時に雨の音や匂いも楽しめると思ってます。日本にはオノマトペがいっぱいありますよね。その中でも雨の音に関するオノマトペは誰にでも思いつきやすいのではないでしょうか?ザーザー、しとしと、ぽつぽつ、パラパラ、ざーーー。

この言葉を目にしただけで、どんな雨なのか想像することができる。普段何気なく使っていますが、なんとも便利な言葉だと思いませんか?残念ながら英語だと、雨の状態を説明するかもしれないけど、一言で雨の種類を判別するのはなかなか難しそう。なので目の前に降っている雨を頭の中で言葉にしたら、どの言葉を使うかな?そんな言葉探しも面白いのかもしれません。(子供達と一緒に言葉探しするのもいいかも!またさっき撮った写真に選んだ言葉をのせるとより鮮明な雨の日の1枚になりそうです。)

あとは匂い、、、雨が多く降る国に生まれたからなのか?雨が降る前、降っている時も独特の匂いがあるかなと感じます。これを言うと夫は首を傾げますが、、、(まあトロントだと雨は天候の1つにすぎないのですよね。雨男、雨女の概念も存在しないのではないかな?少なくともそういう言葉の存在、私は聞いたことがないです。)

雨の音をBGMに緑を眺め、匂いからも雨を感じつつ、コーヒー飲んでみる。たまにはこんな過ごし方、どうでしょう?


嫌われやすい雨の日、でも雨の日は必ずやってくるんですよね。雨女の私が言うのでどこまで説得力あるかわかりませんが、笑、雨の日の付き合い方を少しだけポジティブにしてみるのも悪くないかなと思ってます。

逆にこんなこと、おすすめだよ!というのがあったら教えてください。教えていただいた、そのアイデアで私の雨女ライフがより豊かになるかもしれません。
お待ちしております。




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雨の日をたのしく

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