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手作りアルバムを作る・残す・広げる楽しみ - ウェディングアルバム 001

今回も朝渋note部の6月のお題に沿って書きたいと思います。後半のお題として出ていたのが「A」から始まる言葉、、、

私が選んだのは「Album」です。

12インチ(約30cm)のページやポケットスクラップブッキングのページ(ポケット式のアルバムページ)、また小さな本のようにまとめたミニアルバムやトラベラーズノートを利用したアルバムなどなど、今まで色々と作ってきました。アルバム作りは生活の1部ですし、仕事の1部でもあることから、「A」から思い浮かべる言葉として、「Album」を選ぶのが一番自然な気がします。

今日はそんなたくさんのアルバムの中から、私がここカナダに来て初めて作ったアルバムについて書いてみようかなと、、、ウェディングパーティーのスナップ写真をまとめたミニアルバムです。

試行錯誤するのは作る楽しみの一部

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当時はアルバム作りのことを何も知らなかった私なので、全て手探りで作ったもの。久々にこのアルバムを広げてみると、あちらこちらに色々考えたよねーと思えることが見えてきます。表紙の部分には和紙を貼っているのですが、下に書いてある文字が見えるようにかなりしっかりと透ける和紙が欲しくて、いい塩梅のものを色々と探しました。

和紙を貼ったと簡単に書きましたが、ここはカナダ、東急ハンズのような素晴らしいお店はありません。何せ当時は来たばかりでお店の情報も全く分からないし、和紙を貼るのに何を使ったらいいのか相談できそうな場所なんて想像もつかず、自力で考えるしかありませんでした。また買いたいものが見つかっても1つの場所でサクッと見つかることは稀です。で、この和紙を貼るのに使ったのがちょっと良さげなスティックのり、笑。当時の私に絞り出すことが出来たアイデアが、このスティックのりだったということです。でもね、ウン10年経ったのに剥がれてないんですよ、びっくり!

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このアルバムの中には普通に写真が入っているわけではなく、違うタイプの紙に写真をプリントして入れてあります。例えばこのケーキの写真、クラフト紙にプリントしたものですね。これ以外にも和紙だったり、ちょっと色が入ったペーパーだったりも使っています。

写真によっては全体が暗めの濃い色合いの写真、逆に明るい感じで薄い色合いの写真もあります。プリントしてみると写真によってはあんまり合わないペーパーもあるんですよね。なので、どの写真をどのペーパーにプリントするのか、何度何度も試しました。

どんな風に残す?広げる時のワクワク感も詰め込みたい

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これはFirst Biteの写真です。違うショットをペーパーにプリントしてカットし、左上に穴を開けて綴じたもの。同じ場面での写真を何枚も入れることで、その時の様子だったり、動きだったり、また瞬間瞬間の表情からその時の気持ちをわかりやすく伝えることが出来るかなと思います。

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今回は長くなっちゃいそうなので作ったページを全部載せませんが、中にはコミックのように写真に吹き出しを入れたページや、ブーケトスの様子を双六のように写真をたどりながら楽しむページを作ったりしました。これをA4のペーパーにプリントして、折り畳んだものがこんな風にポケットに何枚も入っています。ポケットから取り出して広げる時こそがワクワクできる瞬間です。

私にとってのアルバム作りは写真を残すというよりは、ストーリーを残すことに重きを置くことが多いので、ジャーナルをたくさん書き入れることがあります。というより、ジャーナルとして残したいことがあるので、わかりやすいように写真を足す、こんな感覚に近いかもしれませんね(そもそも写真を撮るのは得意なことではないので ^ ^)。

ただこのウェディングパーティーのアルバムを作った時はジャーナルを書き入れるという考えを全く持っていなかったため、代わりに吹き出しを使って言葉を足したり、メモ書き程度の文字を入れてあります。ちょこっとでもその時の言葉が残されているって大切ですね。そのパーティーでの臨場感だったり、その時の思いだったりをより鮮明に思い描くことができるようになります。

このウェディングパーティーのアルバムを作った頃は、自分がアルバム作りを続けるとは全く思っていませんでした。ただ振り返ってみると、手作り感満載のこのアルバムこそ、スタートラインだったと言えるのかもしれません。アルバム作りでは、「作る楽しさ」・「残す楽しさ」・「広げる楽しさ」、、、この3つがあると「続ける楽しさ」に繋げられるし、最終的にはアルバムに残してあることを振り返って自分のコトを知る!そんな楽しさに繋がるかな?!なーんて久々に広げたウェディングパーティーのアルバムから思いました。

朝早く起きて活動しましょうをテーマにしたコミュニティー、朝渋。毎週行われる著者イベントにプラスして、メンバーの方達が立ち上げた部活動というのに参加させてもらっています。新しい出会いあり、新しいこと気づきあり、また新しいことに挑戦できる、いい機会になっています。

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