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2回目の育休を終えて思ったこと

去年の10月に法改正があって、育休を分割して取得できるようになった。1回目は子供が産まれてすぐ取得(1ヶ月間)して、2回目は子供達が保育園に通い始めるタイミングで取得した。
なんだかんだ慣らし保育があるので会社は休まざるをえないし、妻も職場復帰して何かとバタバタするので、取れるなら取ってしまおうということだ。

結局2ヶ月間休む事にした。慣らし保育は2週間くらいで終わるので残りの期間は存分に1人でやりたい事を漫喫しようと思っていた。
だけど、案の定、子供達が保育園から風邪を貰ってきて家族全員体調不良が続いた。治ったと思っても子供がまた貰ってきて家族間で感染のループ。子供達を保育園に預けられない期間もあったので、自分の時間がなかなか見つけられなかった。
それに加えて家事、炊事は全部私がやっているので尚更、趣味に没頭出来る時間は少なかったと思う。

2ヶ月という長期間の休みは仕事をするようになってから初めての長さだ。この休みの中で何か気づくことがあるんじゃないかと密かに期待していた。

そして気づいた。
それは、休んでいても仕事していても感覚的には何も変わらないという事だ。
休んでいたら家事や子育てに追われて時間は無い。夜にやりたい事をやろうとしても疲れ果てて寝落ちしてしまったり。
結局、主体的に時間を作ろうという気持ちがないと仕事をしている時と余っている時間は変わらないと思った。

あくまで子育て中は、という事だが。
子供は手がかかる。大変だ。
むしろ仕事をしている時の方が追い詰められているので、スキマ時間を活用しようと強く意識できる。
育休中はどうしてもそういうメリハリが無くなってしまって自分を奮起させるのが大変だった。なんとなくYouTubeを見続けてしまったり。本当は絵を描きたいのに。

結局育休が終わる最近になって生活リズムが整ってきた。絵を描いたり、本を読む時間も増えてきた。
子供を預けて家事をして、11時過ぎに朝食兼昼食をとって15時位まで絵を描いている。とても充実している。
だけど休みなのに結局3時間しか絵を描く時間を捻出できていない。これだと毎日仕事をしているときと大して変わらない。
この事実が私にとっては収穫だった。休んでもこんなもんかと。これは長期休暇じゃないと分からなかった感覚だ。
だが、希望にもなった。結局、自分で時間を無理矢理作ってやるしかないんじゃ!という事が分かったからだ。

来週から仕事が再開する。
仕事に子育てに趣味に、全部やってやろうと息巻いている。

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