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田舎の老人傾聴スキル

田舎の老人はもれなく何を言っているのか分からない。滑舌も悪いし、訛りも酷くて本当に何を言っているか分からない。
でも話を聞いていると少しずつ分かってくる。分かってくるというか、おそらくこの人はこういう事を言っているはずだと推測が立つようになってくる。
聞き取れる部分があって、聞き取れない部分がある。聞き取れない部分はぽっかり穴が空いているような状態。
聞き取れる前後の部分と相手の表情やジェスチャーを読み取って空いている穴を埋めていく、または聞き取れる部分と繋ぎ合わせるイメージ。
こういう事を意識しながら会話していると老人傾聴スキルが上がっていく。

なんかこういうのって外国語を学ぶときにも通用するんじゃないかと突然思った次第です。
あと老人って基本的に話したがりが多いから、うんうん頷いているだけでどんどん話が進みます。自分語りめっちゃしてきます。その人の歴史を紐解く感じで話を聞くの私は好きです。
聞くのが面倒になったら「分かりました。すごいですね〜」と言って切り上げればいいんです。

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