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コロナ発症日記①

先月、新型コロナウイルスに感染しました。今は完治しておりますが、発熱から陽性判明、隔離終了までを日記にしましたので、投稿します。
初投稿がこのような形になってしまいとても残念ですが、今後は私が休日に書いている短編小説などを共有できればと思っております。

2022/1/21(金)

【新型コロナウイルス発症初日】
起きた。午前は在宅勤務で午後から出社しよう、そう思っていた。が、寒気がするので、熱を測ってみる。38.7度。こりゃ職場入る前のサーモグラフィ通れねえや、とこの時。
実はこの熱には一つ思い当たる節があった。今週火曜日に職場のAさんとBさんにランチに誘われて行き、その後昨日Aさんが発熱した為、昨日は自宅待機をしていた。そう、Aさんから移ったのだと思った。ただ、昨日の夜の段階で陰性との報告を受けていたため、私もコロナではない、とここで思った。まず彼女にLINE、そのあと既にこの時間(八時ごろ)働いていた母親の職場に連絡し、電話を取り次いでもらった。

(私)「おう、熱出た」
(母親)「えー!?何度?」
(私)「38.7」
(母親)「そう。まあとりあえず病院行って検査してもらいなさい。C病院はPCR
     検査やってるからそっち行くか、うちくるか(母親は自宅近くの病院
     (O病院よりは遠い)に勤務している。医者ではない)だね。」
(私)「そこやってんの?」
(母親)「やってるわよ。ねえ、ここってPCRやってるわよね?(多分隣にいる
     同僚に聞いてる)やってるって。」
(私)「じゃあそっち行くわ」
いつもはヒステリックな母親だが(電気つけっぱなしで発狂する、というのは少し誇張したがそんな感じ)、こういう時は冷静だな、と思った。その後、職場に電話した。

(私)「もしもし、おはようございます。朝にすみません、実はですね、発熱して
    しまいまして。38.7度ある状況です。」
(上司)「ほんとですか(Aさん関連と悟った反応)。じゃあこれから病院
    行かれますか。」
(私)「はい、今からPCR検査行きます。」
(上司)「会社関連は任してもらって大丈夫なので、また結果教えてください。
    いちいち電話は大変だと思うので、チャットしてくれれば大丈夫です。」
(私)「ありがとうございます。」
(上司)「お大事にしてください。」
なんて良い上司なんだ、とほっと一息。

病院に着いた。サーモグラフィ(名前がわからない)で体温を測定した、36.5度。信用ならんな、と思いながら発熱外来へ行くとそれはもうここからが大変だった。9時には人がたくさんいて、手が回っていない状況だった。パイプ椅子を用意され、体温計を脇の中に入れながら問診票を記入しているとピーッピーという音がしたので画面を見ると39.1度。上がっている。そこから入り口付近で硬い椅子(私は発熱すると股関節・足の付け根が痛くなるので)がめちゃくちゃにしんどくて、寒気するし実際寒いしで貧乏ゆすりしながらティックトックを見ていると母親がポカリを持って登場。

(母親)「あんたくるの遅いわよ。これ飲みなさい」
(私)「おう(寒くてとても飲める状況じゃなかったが、優しさに感謝)」母親は別の病棟にいるため、そう言って立ち去った。

かれこれ40分待ったか、名前が呼び出されると引率され、外のテントへ誘導された。またパイプ椅子だったが、今回はホッカイロが椅子の上に置いてあった。優しさに感謝し座る。ふと思った、カイロは暖かくなるまで時間がかかるが、それ相応の待機時間を強いられるということか、と。予想は的中、しっかりカイロが温まったぐらい(20分ぐらいか)にまた引率され別の病棟へ行き、そこで30分ぐらい待つと(そこはソファだった)ようやく診察しPCRを受けることになった。
解熱剤をもらい、帰宅。検査結果は2、3日後ということだ。

ひとまず上司等に連絡をして、ベッドに入った。この時39.3度。

(続く)


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