陸上競技改革案に寄せられた意見への回答4

昨日に引き続きgooglrフォームに寄せられた意見について回答したいと思います。

今回は5つ目の意見

アスレティックファミリー300万人はファン獲得という意味では主要大会も重要だが、マラソンイベントのような地域活性化策と結びつけて無数の草の根大会を増やすような試みの支援も必要な気がする。

について回答したいと思います。

まず初めに

まず初めにこの意見は非常にもっともな意見です。

主要大会の改革をしたところで増えるのは

「新たに始めよう」「もう1回始めよう」

というような人だけです。

それから陸連登録して登録できてからやっと試合にエントリーして……という作業が煩雑だったり、まずどこでやっているかもわからないという状態です。

しかしこれを乗り越えてもらわないと「アスレティックファミリー」とは数えられないのです。

より簡単に出ることができるような仕組みづくりというのが必要になります。

マラソンはどうなのか

しかしマラソンは成功しています。

これは「東京マラソンに出たい」と思ったらまず「東京マラソン」で検索をしてログインして…のような形でできます。

これは大阪マラソンなどでもそうですし、地方の小さな大会でも「○○マラソン」と検索画面に打ち込んだら公式ホームページがあってそこの「エントリー」からアールビーズのエントリーページと繋がっていてという形でエントリーすることができます。

では例えば走幅跳をやりたいという人が大阪でいたとしましょう

Googleで「走幅跳 大阪 試合」で検索しても出ることができる試合が始めにヒットするわけではありません。

そもそも「大阪の走り幅跳びに出ることができる試合」の名称を知らないから当たり前と言えば当たり前です。

草の根大会の増やし方

ここからは一例です。例えば3時間の試合が終わった後に「大人の三種競技」という教室を開催してはどうでしょう。

120人くらい集めて3つのグループに分けます。そして40人が100m、走幅跳(できれば実測)、砲丸投(旧中学用を使用)を順繰りにします。1種目50分とかで全種目を体験し、最終的にすべての記録を点数化(旧三種競技の点数を使用)して記録賞を贈呈します。

そして記録賞の贈呈の時にその場で陸協登録ができたり、記録賞の裏にはそれぞれの競技ができる「大人の記録会」の日程などが載っている…とすれば人数が増えるかもしれません。

あくまで一例ですがこのような取り組みも添えなければ主要大会ですそ野を広げた意味はないと考えます。

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