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【対談 最終話/全3回】「69期 経営計画発表会」からこれからのこと、どんな1年後になりそうか。

丸安毛糸では、2023年3月30日に「69期 経営計画発表会」を行いました。当社の経営計画は、トップが作ったものを発表する場にはせず、半年前から全員参加で作った計画を改めて全員で確認する場になっています。どういう想いで開催し、どのような経営計画発表会が行われたかについて、ここで3回に分けてご紹介いたします。岡崎社長と息子・淳(素材部 プロモーションDiv.リーダー)が対談しました。

▼ 前回の記事はこちら


社長:
ここ2~3年の経営計画発表会を振り返って感じるのは、計画の精度が上がってきているということ。経営計画は1年先を見据えて立てるんだけど、会社全体の目標、部門ごとの目標、その中で自分のやるべきことが明確になってるんじゃないかな。

淳:
社長と幹部だけで決めた計画に従うよりも、自分たちも関わって決めた計画だと自分ごとに感じられるし。計画を決めるプロセスに半年間も関わることで、みんなでコミュニケーションをとれるから、同じ方向を向きやすいですよね。

同年代の友人や前職の同僚と話してても、うちの会社みたいに、経営計画に全社員が関わって深く話してる会社はほかに聞きません。うちの取り組みを話すと、「そんなことやってるんだ!」って驚かれます。

社長:
全社員で半年近くかけて話し合うのは、決して楽な会議ではない。昨年からは、台湾人とシンガポール人のスタッフが新しく入社したことで、さらに新しい視点でバンバン意見が出るようになったし、チームリーダーたちも意見をまとめたり、改善が必要なものは動いていくことが求められるようになりました。

だからといって、半年かけて決めたことだから…と囚われすぎてもいけません。あくまで柔軟に。私たちは海外を相手に仕事をしているから、刻々と情勢も変化するし、3~4ヶ月プロジェクトを動いてみたけど、ダメだったらすぐに「プランB」に変えて、その時に最良な方法を選択して実行する。

淳:
そうですね。みんな主体的になっているので、意見言いますし、課題が起きてどうしようもなくなる前に「助けてくれ」って出せる社内文化もある。課題をチームで話し込んで改善していける環境ができている。これは本当に良いことだと思います。

社長:
各部門の目標や数字も大切だけど、それ以上に、私たちのミッションである「ニットを作る楽しさ嬉しさ、そして感動を伝え続けたい。」、世の中をニットで良くしたいという想いは大きく掲げ続けていきたいし、私はそれをずっと変わらずに経営計画発表会で言い続けていきますよ。

68期経営計画発表会、毎日忙しい業務の中で、この日を迎えられて、みんな良く頑張りました。ありがとうございました。

69期、一緒に引き続き頑張っていきましょう!やるぞっ!!!

懇親会後、ゼネラルマネージャー2名を
スタッフが手つなぎアーチで見送りました。
集合写真!

(おわりです。最後までお読みいただきありがとうございました)


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