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【第2回/全5回】オフィスに犬が放し飼い!?ニューヨークのオフィス事情。

丸安毛糸では、今年7月にニューヨークで開催された「SPINEXPO NY(スピンエキスポ ニューヨーク)」に初めて出展しました。この展示会は、繊維、紡績糸、ニット、テキスタイル(織物)、テクニカルテキスタイルの分野を扱う世界有数の国際見本市で、ニューヨークでは年1回開催されています。今回の展示会のためニューヨークへ渡った2人に、現地での出来事や感想を社長がインタビューしました。

写真左から井野、社長、岡崎、片野。

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社長:
展示会が終わった翌日は、ニューヨークのお客様たちを訪問したの?

片野:
はい。新しい編み地を持って、既存のお客様を何社か訪問させていただきました。

社長:
ニューヨークのアパレル産業のオフィスってどんな感じ?

岡崎:
印象に残ったのは、犬が放し飼いにされているオフィスですね!
私たちが訪問すると、デザイナーさんと中型犬がいきなり部屋に入って来たんです。しっかりしつけされていて、とてもかわいかったな。うちの会社でも真似したいくらい(笑)

片野:
すごくかわいかったですね〜!

お客様のオフィスにいたワンコ♪

片野:
私たちが訪問したオフィスに共通するのは、シンプルで綺麗な家具が置いてあることです。ちょうどランチタイムにオフィスに伺ったんですが、そこの企画チームの人たちが楽しそうな雰囲気でランチを食べていて。

岡崎:
うんうん。共有スペースで立ちながら、みんなでご飯を分け合ってワイワイするような感じ。

片野:
お菓子をシェアしてたりしてましたね。

ニューヨークの街並み

岡崎:
そして、休憩時間が終わるとしっかり働く。ビジネスの話では、とにかく「早さ」が命! プレゼンの時間も、「YES」「NO」の判断もめっちゃ早いです。

社長:
そっかぁ〜!「いる」「いらない」の決断が早いってことだね。生産性を上げたいから早いの?それとも、単にせっかちなの?

井野:
私は効率重視なのかなって感じてます。私がニューヨークで働いていた時、同僚から「同じことをやって結果が同じなら、絶対『早い』方が良い」と言われてました。自分で時間をかけて調べるよりも、そのプロフェッショナルに聞いた方が良いっていう考え方をされていましたね。

社長:
よくある“アメリカのビジネス書”みたいだな(笑)!!
ヨーロッパの働き方とはずいぶん違うんだなぁ。ほら、ヨーロッパってもっとのんびりしているし、休み時間も長いじゃない。

片野:
そうですね。ヨーロッパとは雰囲気が違いますね。

社長:
そういえば、名刺交換ってするの?
コロナ以降、変わってたりする?

片野:
日本に比べると、名刺を持ち歩く方は少ないですね。なので、紙に連絡先を書いてもらう形が多いですね。日本だと展示会に行く時に名刺は必ず持って行きますが、ニューヨークだと持ち歩かなくて当たり前みたいです。

「スピンエキスポ ニューヨーク」でのひとこま

岡崎:
展示会にその会社の何名かで来場される場合は、ボスみたいな人が部下に向かって「連絡先渡しておいて」「連絡進めておいて」みたいな感じで指示だけ出している。たしかに、よくよく考えると、窓口になる方と名刺交換できれば支障ないですからね。ホント、効率とスピードを重視されているんだと思います。

社長:
せっかちだな〜(笑)


(​​第3回につづく(全5回))

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