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【MUP】ソーシャルインテリジェンス

皆さん、こんにちは!ういんぐです。

今回は「ソーシャルインテリジェンス」についてアウトプットしていきます。

ソーシャルインテリジェンスとは、人間理解を核とした幅広いスキル(要するにコミュニケーション)のことです。

ことマーケティングにおいて、このソーシャルインテリジェンスの理解は必要不可欠なものになっています。InstagramやYoutube等の効果的な運用にもつながる話なので、しっかり学んでいきましょう。

この記事を読んでいただければ、次のポイントについて知識を深めていただくことができます。

・マーケティングに必要な「操る」スキル
・マーケティングにおけるSNS活用の重要性
・効果的なSNS運用とは

では、早速やっていきましょう!!

1.ソーシャルインテリジェンスとエモーショナルインテリジェンス

マーケティングには「見える部分」「見えない部分」があります。
見える部分は「物事の事実」、見えない部分は「人々の感情」です。

例えば、景気を例に、見える部分と見えない部分を考えてみましょう。

目に見える部分は景気指数や株価等です。これらは明確に数字で表される為、マーケット動向を直接目で認識することができます。一方で、目に見えない部分は人々の気持ちです。将来への期待が高まれば人々の消費意欲も高まり景気は上向きます。反対に、不安が高まれば消費意欲は減退し景気も下向きします。

マーケティングでは、この「目に見えない部分」を操るスキルがとても重要です

目に見える部分をソーシャルインテリジェンス(社会的知性)、目に見えない部分をエモーショナルインテリジェンス(感情的知性)と表現します。

・目に見える部分=Social Intelligence(SI/社会的知性)
・目に見えない部分=Emotional Intelligence(EI/感情的知性)

なぜ、人々はスーパーよりも商品の値段が高いコンビニで買い物をするのでしょうか。それは、「わざわざスーパーまで行くのが面倒くさい」という感情から、便利さを求めて、多少値段が高くても、コンビニで買い物をしようという心理が働くのです。要するに、コンビニは目に見えない部分を付加価値に変えるビジネスを展開していると言えます

2.SNS=影響力資産

先ほどの話を踏まえて、目に見えるもの、見えないものをより深掘りして考えていきましょう。ビジネスの根源となる付加価値や儲けを生み出すものは何でしょうか。

それは「資産」です。

お金や土地等、目に見える有形資産が全てではありません。これまでの話のとおり、目に見えない無形資産も存在します。その最たるものが「影響力」です。

影響力を持つ人(インフルエンサー)に人は集まります。人が集まるところには自然とお金も集まります。影響力は「影響力資産」と表現できるほど重要な無形資産です。影響力は正しく使えば、莫大な資産になります

では、今の世の中、人が多く集まる場所はどこでしょうか。

ずばり「SNS」です。
マーケティングにおいてSNSを活用しない手はありません。

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これまではオークションマーケティングが主流で、ホットペッパーやぐるなびのように、高い掲載費を払えば上位に表示される広告媒体が主流でした。しかし、今はクオリティマーケティングが台頭し、商品や広告等の質がファンの獲得や集客に直結します。

そのクオリティマーケティングで活用されている媒体こそがSNSです。

SNSでは商品の見せ方も重要で、今の時代は、あからさまな広告は敬遠されがちで、「何気なく見せる」ことが重要です。つまり、見せる広告→見せない広告に変化しており、ブランドはあえて見せないことが消費者の目を引くポイントになってきています

SI(見える部分)、EI(見えない部分)を構造化し、SNS集客誘導につなげていきましょう。そのポイントを解説していきます。

3.SNS戦略で考えるべきフレームワーク

人が集まるのはいつの時代も「言葉」です。

例えば、今も語り継がれるキング牧師の有名な演説。

「私には夢がある。それはいつの日か私の4人の子どもたちが肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に生きられる国に生きられるようになることだ。」

素晴らしい言葉ですよね。でも、ここで少し考えてみましょう。この言葉は、誰が口にしても、キング牧師の言葉と同様の価値を持つでしょうか。

何が言いたいのかと言うと、この言葉は、幼い頃から人種差別に苦しみ、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動したキング牧師が演説したからこそ、大きな価値を持ち人々に響いたのです。

つまり、言葉は何を伝えるかだけなく、誰が伝えるかも重要なポイントだということです。これをSNSに当てはめると、「誰が」「何を」で活用する媒体をそれぞれ検討する必要があります。

ずばり、「誰が=Instagram」、「何を=Youtube」を組み合わせて発信すればいいのです

誰が:Instagram=ライフスタイルを発信
何を:Youtube=情報・知識を発信

ここで注意すべきは、闇雲にInstagram、Youtubeで発信しても意味がないということです。必ず戦略を持ちましょう。

その戦略が「ECOM(エコム)」です。

〜ECOM戦略〜
①Exit Strategy:出口戦略
②Contents Strategy:コンテンツ戦略
③Offline Strategy:オフライン戦略
④Monetize Strategy:マネタイズ戦略

特に注目すべきは、◆出口戦略、◆コンテンツ戦略です。

◆出口戦略

Instagram、Youtubeで獲得したファンをどんなビジネスに誘導するのかという出口が定まっていない限り、一貫性のある発信を行うことはできません。

出口は事業計画の策定と同様に、人々のニーズから逆算して考えましょう。ここで重要なのは、WHY(なぜ)を突き詰めて、ニーズをより深掘りして考えるということです

①:大まかな事業方針が決まれば、どのような人たちがターゲットになるのかを検討する。
②:その人たちが、なぜターゲットになるのか(どのようなニーズが想定されるのか)を考える。
③:②のニーズがあれば、こういったニーズもあるのでは?という視点で、より深掘りして考える。

このステップを踏むことで、ターゲット層の潜在的なニーズが見えてきます。そのニーズをメインビジネスと掛け合わせ、差別化を図っていきます

例えば、スポーツジムをメインビジネスに設定し、ターゲット層の潜在ニーズを検討したころ、「食事改善」にも興味を持っていることが想定されれば、ヘルシーミール付のスポーツジムを戦略に掲げればいいわけです。

◆コンテンツ戦略

コンテンツは「何を」にあたる部分なので、Youtubeにおける戦略になります。今やYoutubeはあらゆるコンテンツが乱立しており、発信者も増えてインプレッションが獲得しずらくなっています。が、このポイントを押さえておけば、しっかりとチャンネル登録に誘導することができるようになります。

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では、具体的にどのような戦略を立てればいいのでしょうか。それは、「プログラム型カリキュラム」です。

ここで考えてみてください。チャンネル登録をする動機は何でしょうか。

そう、続きが見たいからですよね。考えてみると、多くの課金制コンテンツはシリーズものじゃないでしょうか。

だからこそ、Youtubeでの情報発信も予めしっかりとカリキュラムを整え、視聴者を飽きさせない工夫が必要です。

まずは3ヶ月を目標に、カリキュラムをしっかり組み立てましょう。組み入れるべきは以下の3つの要素です。

①毎週1回のメイン情報を伝えるカリキュラム
②毎週1回のモチベーション・ライフスタイルに関する動画
③不定期の無修正・コラボ動画等(※チャンネル登録者が定着した1ヶ月経過以降がベスト)

これら3つの要素を活用することで、視聴者を飽きさせず、メインの情報をしっかりと発信することができます。まずは3ヶ月、チャレンジしてみましょう。

4.まとめ

いかがでしたか??
では、今回のセッションのまとめです!

★マーケティングでは目に見えない部分(EI)を操るスキルが極めて重要。

★今はSNSは多大な影響力を持つ資産。SI(見える部分)、EI(見えない部分)を構造化し、SNS集客誘導につなげていく必要がある。

★SNS戦略で考えるべき「ECOM」のフレームワーク。

★Instagram、Youtubeを駆使し、「誰が」「何を」を目的に応じて組み合わせて発信する。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

おわり。

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