一級建築士になりました!激動の一年を終えて
今年はクリスマスが一級建築士の合格発表でした。
24日が仕事納めだったこともあり、当日お昼ごろまで寝ていたのですが、起きぬけに携帯を見ると「おめでとう、私も受かったよ」という友達からのライン。思わぬクリスマスプレゼントに飛び起きました。
というわけで、一級建築士になりました。
1.在宅制度ありがとう
意匠設計者の資格勉強は、体力時間共に厳しいと昨年の宅建で嫌と言うほど思い知りました。その点今年4月から在宅が普及したのは素晴らしい出来事で、勤務時間は変わらずとも、電車通勤で消耗する体力と時間を机での勉強に変換できたことは合格に大きく寄与しました。
それを裏付けるかのように、私の部では今までの滞りは何だったのかというように2~5年目の受験者9人全員一級合格しました。
これから受ける方は、製図は土日予備校に通えばどうにかなるので
学科前だけでも在宅多めにできるといいですね。
2.取得する意味
取得のモチベーション維持が大変でした。上司は取って当たり前スタンスの一方、5年目で取れていない先輩は何人もいるし、一級建築士取らずとも新建築に名前は載るし、給与アップも大してないし…
正直将来はゆるくCADオペでOKな自己啓発心低めの私にとっては取る意味なくないかと思うことは何度かありました。
今は取って良かったと思います。
まず、建築業界にいると忘れがちだけど、一応国家資格。高校の友達とかは医師免許とったみたいな感じでもてはやしてくれるので、少し嬉しかったし、世間的には価値のあるものなのだと実感。
あとは早速確認申請で名前書けるし、このご時世何があろうとどこか雇ってくれる手に職状態はありがたい。自邸も建てられる。勉強したことも実務に生かせないわけではない。
あとはこのコロナ禍で良いニュースが少ない中、親族に良いニュースをお届けできたのは良かったかな。
3.大事なこと
(特に意匠設計者が)受ける上で大事なことは、モチベや気合の充足より、仕事量を調整することだと思います。
気合で睡眠時間削っても長期だと体壊します。学科は一般の資格試験のような短期決戦ではなく、大学受験のような長期戦です。
学科に1000時間必要というのはあながち間違えじゃないので、これを元に、自分の体力と相談しながら仕事を割り振るのが大事だと思います。
以上です。
良いお年を。