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卵巣茎捻転になった話①

入院、手術のお話ですが現在私はすっかり元気です!
なるべく暗くならないよう、画像は明るいものを使っています笑



ある年の春、卵巣茎捻転という病気で左の卵巣を摘出しました。
私は20代後半まで、というかこの病気になるまで婦人科にかかったことがありませんでした。
でも今思うと、定期的に受診していれば摘出まですることはなかったのではないか。

「1度、婦人科に行ってみようかな。」

誰かのそんなきっかけになればと思います。


私が体の異変に気付いたのは、ある年の3月。
女性は便秘に悩む方も多いと聞きますが、私は生まれてこの方1度も経験したことがありませんでした。
そんな私が突然便秘のような症状になったのです。

「これが便秘か…体質が変わったのかな?」

程度にしか思っていませんでした。
ただ日が経つに連れ、腹痛、吐き気に悩まされるようになるのです。
様子がおかしいと思い、内科を受診しました。
ただコロナ禍もあってか、ものすごく軽い診察のみ。
腹痛、吐き気を訴えていましたが聴診されることもなく。
喉を見て「咽頭炎からバイ菌がお腹に入って胃腸炎になったんでしょうね。お薬出しておきます。」とのこと。

なんだか納得いきませんでしたが、もらった薬を飲みきり様子観察。
しかし、症状はよくなりませんでした。

もう何日もお通じがなかったので、また違う内科へ。
そこは心療内科もされているようで、椅子に座るなり「緊張しやすいですか?リラックスして下さいね。」と一言。
確かにとても緊張に弱いタイプなので、驚きました。
診察後、下剤を出してもらいなんとかお通じは復活。

まだお腹の張りや違和感はありましたが、そのまま様子を見ることにしました。


そんな状態にも慣れてしまった5月、仕事中に立っても座ってもいられない猛烈な腹痛に襲われました。

「これは只事ではないかも…。」

今まで大きな病気にかかったことはありませんでしたが、この時ばかりは嫌な予感が。
早退後、夜間診察を行っている病院へ向かいました。



次回は検査、診断から入院までをお話します。

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