ただ「今」を楽しむ。

最近の私は、「継続すること」に夢中だ。

今までの私は、「結果を出すこと」に夢中だった。
だから、長期スパンで取り組むことは本当に苦手だった。

毎日確実に「結果が出た」ことを実感したい。
そうしないと、今日一日の自分の行動すべてが無駄に感じてしまうのだ。

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「継続すること」に夢中になってから、物事の過程を楽しむことを覚えた。

今までは、結果が出るかわからないものに飛び込むことは不安しかなかった。
結果が出ないことを恐れていたし、結果が出ない自分に失望するのも嫌だった。

すぐに結果が出なくても、小さな積み重ねが大きな力になる感覚も覚え始めた。

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最近継続していること。
•ピラティス
•筋トレ
•ビジネス本の読書
•英会話
•楽器の基礎練
…など。

どれも、私の苦手なことばかり。
ちょっとやったくらいでは、上達はしない。

結果だけに注目すると失望してしまうが、
目標とかどうなりたいかとか、そういった将来像は一旦傍に置いて、
これらに取り組む時間そのものを純粋に楽しみ、味わっている。

そのせいなのか、最近の毎日は、なんだかものすごく楽しいし、充実している。
小さな変化にも気づけるようになった。

小さな変化に気づけると、実は今まで「結果が出ていない」と思い込んでいただけ、ということにも気づく。
確かに大きな成果は残していないかもしれないけれど、
今日取り組んだことでまた一歩進んだ、という実感。
一歩進んだことで、新たに視界が開けたような感覚。
それだけで、充分楽しくて満たされる。

今まで見えていなかったものが見えてくる。
わからなかったことがわかってくる。

おもしろい。

やっと日々を噛み締めて、味わいながら生きることができるようになってきた気がする。

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日々の生活が平凡だと、つい刺激を求めてしまう。
刺激の1要素が「変化」であり、
変化の1要素が「結果を出すこと」。
そんなふうに感じている。

なので、刺激を得るために大きな変化が欲しくて、
大きな変化を得るためには目に見える結果を出さなければいけない。
そうしないと私の人生はつまらなくて何の意味もない。

持ち前のアグレッシブさが、良くも悪くも自分自身に焦りとプレッシャーを課し、
私の人生を常に緊張感のあるものに仕上げていた。

結果が出ない日が続くと、自己肯定感がダダ下がり。
自分で自分を苦しめ、不幸にしていた。

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でも、もうそんな悲劇のヒロインは終わり！

私自身はそんなに変わっていない。
そう簡単に変わらない。
でも、日々本当に少しだけ、変わったり変わらなかったりしている。
そして、そんな気まぐれな自分を楽しんでいる。

小さな変化に気づけるようになったことで、
私は、自分を嫌うことを手放すことができた。