読後ノート02 20歳の自分に受けさせたい文章講義
今回は文章術の本を紹介する。
noteを書くようになり、多くの人に読んでもらうので、すこしはきちんとした文章を書きたい、自分の思いをきちんと表現したい、と思うようになり、今回何冊か文章術に関する本を読んでみた。
この本はそのなかからの一冊で、「自分の思いをきちんと表現したい」を解決してくれる本。古賀史健さんの「20歳の自分に受けさせたい文章講義」。
「ぐるぐる」なるものは、なにか書こうとするときに、たしかに自分の頭のなかにある。そしてそれは言葉というしっかりしたものになっていない。今までは「ぐるぐる」の状態を直接言葉にしようとしていた。そしてうまくいっていなかった。
ぐるぐるを翻訳するとはどういうことなのか
「新しい文章力の教室」という本にも同様のことが書かれていた。「構造シート」といって、書くものを箇条書きで列挙して、取捨選択、順番などを検討するものだ。
私もこの読後ノートを書くにあたり、情報カードでパーツを書き、机の上に全部ならべて構成してみた。手間はかかるが、この段階で整理することができれば、書くときに詰まることはない。
この作業をすると本の内容が自分の頭の中によく入る。本に書いてあるものを自分のものとすることができるという感覚があった。
他にも参考になるものがあった。
納得できる。具体的に書かれているとイメージがわきやすいので、リアルになるのだろう。
これはできていなかった。仕事では読む人を想定しているが、noteでは多くの人を想定していた。というよりは、特定の人をターゲットとしていなかっった。これを読んでから、noteではよく自分のものを読んでくれる人たちを対象にするようにした。
共感できる。情報カードで整理したものを目で眺めて、場所を変えたりしながら、文章の構成を考える。構成が決まると、文章を書く。文字になっていくさまを見る。その過程で自分のものとなっていくような気がする。
文章術も大事だが、どう書いていくか、書く作業を組み立てていくかということも大事であり、それが学べる本だった。
読んでいただきありがとうございます。
次も書きます!
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