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ダイエットはしていない

きっかけ

今年4月から息子が幼稚園に入園した。
2人乗りできる自転車も購入し、毎朝、幼稚園まで送って行くことにした。

にわかな期待

平均1500歩〜2000歩のほとんど歩かない生活。
知らないうちにズボンはキツくなっていた。
体重計なんて健康診断の時にしかのらない。

子どもを送って行くことで、運動になり痩せやしないか?

地球の重力

久々に乗ってみることにした。
想像より5キロほど多かった。
コロナでマラソンをやめてから、運動らしい運動もしていない。
もうすぐ50のこのタイミング、体のことも今のうちになんとかしたい。

ダイエットという言葉が嫌い

全世界のダイエットチャレンジ回数のうち、成功回数はどれくらいだろう?
成功例ももちろん、聞く。素晴らしい〜!!!
だけど、語られることもなく消え去ったダイエットチャレンジは星の数。
成功率の低い「ダイエット」というスローガンを持ち出し、
わざわざ、「私、今、ダイエットしてます!!」
なんて言うことにリスクがあると思っていた。

よく考えてみた

これから、理屈だけの話をする。
真実はわからない。

1日に消費されるエネルギーがある。
寝て起きて、ただそれだけで消費されるエネルギー。
それと、歩いたり、階段を登ったり、息子を幼稚園に連れて行ったりすることで消費されるエネルギー。

対して、摂取するエネルギーがある。食事だ。
朝ごはん、昼ごはん、夜ごはん、間食やデザートもあるかもしれない。

(摂取エネルギー)ー(消費エネルギー)=残り
つまり、残ったら太るし、不足したら痩せる。

タニタは言う

タニタさんによると、1キロ痩せるには7200キロカロリー不足すればいい。
1カ月で1キロ痩せようと思うと、7200➗30=240キロカロリー
おおよそ、ご飯1杯分が250キロカロリー。

これだ!!

ダイエットはしない。
夜ご飯の時の白ごはんだけを止める。
あとは、何も制限しない。
だから、ダイエットではない。
白ごはんを食べない生活。

白ごはん食べない生活

白ごはん食べない生活を妻に伝えた次の日。
夜、家に帰ったら、海鮮丼だった。
海鮮丼って、ご飯食べな、海鮮丼じゃなくなるやん!!!

妻の言い分

妻の食事レパートリーのうち、
あ〜もうどうしても、今日は食事を作る時間がない!!
の日は、「親子丼」という切り札がある。

私は鶏肉が好きだし、親子丼はありがたい。
が〜ん!!!!白ごはん食べな、親子丼ちゃうやん!!

本題

実はここからが本題である。
ダイエットを白ごはん食べない生活と誤魔化しながら、やっています!という話を書きたいわけではない。

習慣が人を作る

私は、「おかず」、「白ごはん」、「おかず」、「白ごはん」、と繰り返しながら食事をする。いつからそうなのかわからないが、子どもの頃からの習慣だ。

そして、「白ごはん」が茶碗からなくなったら、食事は終了。
「おかず」は「白ごはん」がなくなるのを逆算して食べるので、ほぼ同時に「おかず」もなくなるように食べる。
なぜか、「白ごはん」がなくなると、満腹だと感じる。
それ以上は箸が進まない。

この習慣から、「白ごはん」を抜いてみる。
あれ?いつが終わり?いつ満腹になるの?
体はお腹が満腹になり、脳に満腹を伝えるのではなく、
茶碗の白ごはんがなくなったことを視覚的に判断し、脳に満腹を伝えていた。(だと思う)
だから、満腹だと感じてくれない。

新たな味覚

「白ごはん」を食べなくなって、(正確には夜ご飯だけ)
気付いたことがある。

これに、少し似ていることがある。
タバコをやめた時、ご飯が急に美味しくなった。
もちろん、それまでも美味しいと思って食べていた。
だけど、味がはっきりしたというか、違いが鮮明になった感覚があった。

今回、「白ごはん」を食べなくなったら、
同じように味が強くなった。
口の中でご飯と混ざらないからだろうか。

味覚が目を覚ました。

ダイエットはしていない

改めて申し上げておくが、毎月1キロ痩せる理屈の生活を送っているが、
決してダイエットをしているとは言っていない。

たまたま偶然、出会したとき、あれ?やせてませんね?
ダイエットはうまくいってますか?なんて野暮なことは聞いてほしくない。

誰にも気付かれず、そっと痩せていく。
ダイエットの失敗が、誰にも気付かれず過ぎ去っていくように。
ダイエットの成功も誰にも気付かれず、そっと過ぎ去っていくのがいい。



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