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2020年12月の映画「ムヒカ」(ネタバレ)

明日のスケジュールを教えてください。
仕事ですか?忙しそうですね〜。

明日から働く必要がなくなったら?

ムヒカは言います。
「人は発展するために生まれてきたのではない。
 幸せになるために生まれてきた」
発展=働くは、条件設定によって見え方は変わると思いますが、
少なくともお金のために働くために、生まれてきたわけではない。

例えば、
かわいい我が子と楽しく暮らすために、一生懸命働く。
働く時間が長すぎて、我が子と一緒にいる時間がない。
よくある話のように思えます。

ベーシックインカムのようなもの

今、もらっているお給与のうち、食べてくだけのお金は、
ベーシックインカム(例えば)でもらえます。
今まで通りの生活をするには、基本働かなくてもOKです。
となった時、あなたはどんな生活をしますか?

遊んで暮らすという人もいるでしょう。
それでも働くという人もいるでしょう。

ムヒカは言います。
「自分の人生に愛を持ってください」
好き勝手に生きろ!というわけではありません。
良心やモラル、倫理は、ルールではない。
自分に嘘をつかず生きるためのもの。

ムヒカが日本に興味を持つ理由

世界中を見ても、1000年以上の歴史を持つ国は他にない。
素晴らしい歴史を持っていた。
西洋の経済を取り入れ、真似をして、追い越した。
そして、自らを失い、今一度、立ちもどろうとしている。

日本からすれば、たちもどる場所なのだが、
世界から見れば、次の世界を生きようとしている。
日本が次世代を担っているとムヒカは言う。

理想を語るだけなのだろうか?

ムヒカの話は、愛がある。
経済やお金・マーケットのためにではなく、
家族・子ども・友人との時間を大切にするために生まれてきた。

しかし、そんなの理想ではないか?
ムヒカは答える。
政治の問題だ。政治がそうさせている。
政治が変われば、人の幸せも変わる可能性があるということだろうか?

私は、理想に近くにはどうしたらいいかを考える

ムヒカの話には、涙が出た。
そうありたいと思った。ではどうやって?
私ができることもある。
自分の人生を愛し、幸せを感じながら生きていくために。

ドンキホーテを読んでみたい

ムヒカはドンキホーテをなんども読んでいるという。
お店じゃないドンキホーテはあまりよく知らない。
読んでみたい。





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