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初めてのパブコメ〜無理ゲーからの脱出〜

若者だけじゃありませんでした。
岡山県民はそろそろ、
声をあげても届かないような世界に突入しつつあります。

2021年3月の「選択的夫婦別姓制度の導入に反対」

「選択的夫婦別姓制度」とは、簡単には、結婚しても男性も女性も別々の名前(元々の名前)で生きていくことをOKとしましょうというもの。なので、これまでのように、夫の苗字や妻の苗字にすることも、別々にするのも選べますということ。
世の中の流れは、選べる方がいいよね!なんだけど、そうすると煩雑な作業が増えたりデメリットもある。
だから、しっかり話し合って、決めてほしい。

でもね、議会は多数決。県議会は55人。自民党38人。
え??待って!!もうちょっと話し合って決めてほしい!!ということも
多数決で可決されてします。
全部ではないかもしれないけど、自民党が言い出したことは通る。
あなたの意見なんて無視なんです。

共同通信の記事

KSBの記事

第2段 無視して決まっていく

「岡山県家庭教育応援条例」ってご存知?

(目的)
第1条 この条例は、家庭教育の支援について、基本理念及びその実現を図るために必要な事項を定め、家庭教育を支援するための施策(以下「家庭教育支援施策」という。)を総合的に推進し、保護者が親として学び、成長していくこと及び子どもが将来親になるために学ぶことを促すとともに、子どもの健全な育成のために必要な生活習慣の確立、自立心の育成及び心身の調和のとれた発達に寄与することを目的とする。

この条例、何を応援してくれるのかと思ったら、
保護者が親として学び」「子どもが将来親になるために学ぶ
親のあり方なんて、教えられるもの?
道徳とかモラルでもなく親ということに関してだけを学びなさいってどうも気持ちが悪い。
また、子どもに親になるためのことを学ばせる。
今でも子どもが生まれたらなどを学校で教わっているようだが、ちょっとニュアンスが違うように思う。

・親だけではない

祖父母、地域の人、企業、結果的には全ての人が、
保護者が親として学び」「子どもが将来親になるために学ぶ
を協力してやりなさい!と。
祖父母、地域の人、企業、結果的には全ての人で、子育てをしましょう!ならまだ理解できるが・・・。

弁護士の大山さんの意見もここで聞けます

おかしいと思っても

私は、気持ちが悪いし、こんな条例いらない!って思ったけど、
どうすることもできない。いや、一つだけある。
パブコメを書くこと。
前述したように、多数決で議会は決まる。
なので、パブコメが集まったところで、多数決はひっくり返らない。

声を上げないとないと一緒

ちゃんと声を上げないと今後も同じようなことが起こる可能性が高い。
自民党の議員が全員悪いという話ではなく、岡山の人は賛成している、もしくは何も考えてないとみなされる。
自分の住む街が、もし変な方向へ行っていたとしても今後も止められない。
もっと重要なことが起こった時、慌てて声を上げても遅いかもしれない。

何を声あげればいいの?

ただ「反対!!!」と叫ぶのはなんか違うな〜と思う人もいるだろう。
自分が思っていることを代弁してくれている人もいるはず。
例えば、先ほどの大山先生の言葉を借りてみるのもいいかもしれない。

いらないよ!岡山県家庭教育応援条例

他にも、違和感を感じした人が立ち上げたフェイスブックページなども参考になるかもしれません。

パブリックコメントはこちらから

何も変わらないかもしれない。
でも放置しているともっと変わらない、岡山になっていきます。
岡山が住みやすい街であってほしいです。
市民や県民が住みやすいと感じるまちに行政もしようとしているはず。
であれば、感じた違和感はしっかり伝えておくことが大切だと思うのです。

6月14日まで!!!



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