EVERYDAY大原美術館2023 vol.4「カタチとオノマトペ」
3月30日。年度末の忙しい時期に私は生まれた。
誕生日だからと言って、心躍らせるような年齢でもない。それはそうなのだが、おもちゃ箱をひっくり返したようななんだか楽しく、騒がしく、賑やかな絵を選んだのは、今日が誕生日だったからに違いない。
ワシリー・カンデンスキー作「尖端」
真夜中のおもちゃ現象
この絵は動いている。目線を左下の鳥の羽のような部分に合わせていると、右上の丸い球のようなものが動き始める。
先ほどは「おもちゃ箱をひっくり返したような」と記述したが、実はちょっと