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手紙屋を読んで

こんにちは。桜の季節が近づいてきましたね。

さて、今回私が読んだ本は『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』です。

来月の4月から社会人として働きます。就職活動中は何とか内定をもらう事だけ考えていました。しかし、いざ働く寸前になり働くってなんだ...という思いがぽつぽつと出てきました。

そこで本屋さんに行ってたまたま見つけた本が今日紹介する本です。

あらすじは、就職活動に出遅れ、将来に思い悩む大学生4年生の主人公はとあるカフェで、ある広告に出会う。そこから手紙屋と出会い10通の手紙をしていきながら成長していくという物語です。

今回は、私が感銘を受けた言葉を3点紹介しようと思います。気になった方はぜひ読んでもらいたいです。

1.「物々交換」

私は本を読む前までは、仕事はお金を稼ぐだけ、会社側に何でもかんでも求めていました。

『相手の持っているものの中で自分が欲しいものと、自分が持っているものの中で相手が欲しがるものとを、お互いがちょうどいいと思う量で交換している』                               出典:手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 嬉多川 旗泰

実際に私はないものねだりしていたと反省しました。労働や時間の代わりに給与を交換しているだけだと思っていました。しかし、その他にもあるのではないかとこの本は教えてくれました。笑顔や言葉も物々交換にもなると。大学に入学して、これからこの職業で困っている人に何かしたいと思っていたのを忘れていました。綺麗ごとだとしても、道に迷った時の指標となるかもしれませんね。

2.「天は自ら助くる者を助く」

他人に頼らず、自らの力で努力する者には天の助けがある、必ず幸福になるという意味です。

すべて相手に頼る事が悪いわけではありませんが、自分で荒波を乗り越える力が必要だと考えさせられました。ただ大企業にいき安泰した生活をするという考えをしていました。しかし、そのような考え方は危険だとわかります。大企業は多くの荒波を乗り越え、多くの人が必要とするものを作り上げてきました。そのようなものを作っていく力も必要だという事。

どこに行っても、何をするにしても自分の力で切り開き、相手に流されず頑張る姿勢が必要ですね。

3.「人生の始まり」

夢を叶える人と叶えられない人の違いは何かを知る事が出来ました。夢を叶える人は一握りだと思います。

夢を叶える人と叶えられない人の決定的な差は何か。

情熱をもって続けることができるか、才能のせいにしてあきらめないか。

いつも私には才能が無いと、続けるのも才能だとあきらめていました。続ける前にやろうとしない。それは、才能のせいにしている私自身に問題が大いにありました。

前の章に出てきた言葉があります。

『転がる石に苔はつかない』                     出典:手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 嬉多川 旗泰

夢を叶えるには行動しないと、夢を叶えることはできない。

まさに今の自分にないものを感じることができました。

最後に

私は文章を書くのが苦手です。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。今後は、もっと読みやすい文章を書いていけるように頑張ります!

今回紹介した、手紙屋という本は就職活動をしている人や、来月から新入社員として働く人にぜひ読んでもらいたい作品でした。私は、就職活動中に本に出てきた考え方には至らなかったです。働くことの意味を忘れていました。目先のお金や会社の規模の事しか考えていなかったです。

今ではそのような考え方ではありません。

会社だけではなくこれから出会っていくであろう人たちに物々交換をしていくことや、夢を叶える為に荒波を乗り越えていこうと思います。

ぜひ読んでみてください!!



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