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監査法人に入社すると、まず最初に何するの??

研修とかそういうのを抜きにすると、事務所のオープンスペースで待機し、監査チームからアサイン(指名)を受けるのを待つ。アサインされると、インチャージ(現場主査)と呼ばれる人や先輩スタッフに連行される。連行先でどんな仕事をさせられるかは監査チームにもよるが、売上テストをさせられるケースが多いように思える。売上テストとは売上の実在性、正確性、期間帰属を立証するための監査手続きであり、会社の売上データと証憑をひたすら突合する。なぜ、新人に振られるかというと単純作業であり突合件数が多く面倒だから・・・。その他では、内部統制(※1)の運用評価テスト(※2)をふられる事が多い。これも理由は売上テストと同じ!この時期、マネージャーやシニアスタッフに職業的懐疑心(※3)を保持しながら手続きをして欲しい、変だと思ったら直ぐに相談してと言われるのだが・・・、テスト件数が職業的懐疑心を保持しながら出来る量ではないし、『終わった?』とプレッシャーかけられる事もある。また、質問すると自分で考えてと言われたりもする(笑)!こうやって、沢山の理不尽を経験しながら大きくなっていくのはどこの業界も同じ!

※1 内部統制 :会社のルールや決まり事

※2 内部統制の運用評価テスト : 内部統制が適切に運用されているかを確かめる監査手続

※3 職業的懐疑心 : 情報を鵜呑みにするなという事をそれっぽい用語にしたもの





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