大川 裕士郎 @スタートアップで働く証券アナリスト

【本業】固定利回り投資の資産運用サービス『Funds』で事業開発してます。 【経歴】東…

大川 裕士郎 @スタートアップで働く証券アナリスト

【本業】固定利回り投資の資産運用サービス『Funds』で事業開発してます。 【経歴】東大経済→MUFG→フィンテックスタートアップ。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。

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    Funds(https://funds.jp)を運営するファンズ株式会社のメンバーの記事をまとめたマガジンです 🙋‍♀️

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【5分でわかる】2023年マーケット展望

1.2023年上半期の振り返りFRBによる利上げのスピード低下や一時休止、シリコンバレーバンクをはじめとする米地銀の破綻など今年も既に話題が盛り沢山となっている2023年。 経済の全体像を掴むために最新の情報を適切に解釈することは必要不可欠であり、本記事ではその上半期を振り返りつつ、今後の見通しや考えられる戦略について解説したい。 経済指標の動向 金融政策 2023年に入ってから利上げ幅が漸減し、6月のFOMCでは利上げ停止・年内2回の利上げを見込むという動きが見られ

    • 2023年は〇〇投資の年

      今回のnoteでは、インフレや利上げなど不透明な環境の中でリスクリターンの観点から魅力的に思える投資対象について考察していきます。 先に結論だけお話してしまうと、2023年は債券投資、特に社債投資の年になるかもしれません。ものすごく儲かるというよりも、「リスクリターンで考えると魅力的」という意味ですが、その背景について世界最大のヘッジファンドの相場見通しを参考に紐解いていきます。 今回参考にするヘッジファンドはBridgewater Associates。1月6日に202

      • 資産運用で利益よりも大事にしたいこと

        これは「Funds Advent Calendar 2022」15日目の記事です。 皆さん、こんにちは!ファンズ株式会社の大川です。Advent Calendar 15日目の記事として、資産運用の話題について書いていきたいと思います。 簡単な自己紹介滋賀出身。高校(奈良)→ 大学(東京)を経て、新卒で三菱UFJ銀行に入社。その後、別のFintechスタートアップで経験を積み、現在ファンズで事業開発を担当しています。 ファンズは、社債っぽい金融商品をオンラインで販売している

        • 為替介入でも円安が続く理由4選

          2022年9月22日、政府・日銀は24年ぶりに円買い介入を実施しました。歯止めがかからない円安に対する措置ですが、効果について疑問視する声も少なくありません。そこで、このnoteでは「なぜ円買い介入の効果が限定的なのか」「いつ円安が止まるのか」について簡単に考察していきます。 「円買い介入の効果は限定的」と言われる理由4選①米国との協調介入ではない 為替介入は自国単独でなく他国、特に基軸通貨国の米国との協調でないと効果が限定的になると言われています。「では米国に協調介入を

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          楽天証券との連携を達成したプロジェクトマネージャーが考える、必要なスキル5選

          【近況報告】私が事業開発を担当するファンズ株式会社では、2022年9月に楽天証券との販売連携をスタートしました。800万超の証券総合口座を有する楽天証券のユーザー様に、これからファンズが提供する運用商品をお届けできるようになります。 (詳細に入る前に、そもそもファンズの事業を簡潔にお伝えすると…) ファンズは固定利回り投資の資産運用サービス『Funds』を提供しています。主に上場企業を中心とした企業の信用リスクに投資をして固定利回りを得られるサービスで、ざっくりまとめると

          楽天証券との連携を達成したプロジェクトマネージャーが考える、必要なスキル5選

          【裏ワザ】習慣化のために必要なポイントはたった1つ!〇〇するだけ!

          習慣化とは突然ですが、こんな風に思ったことはありませんか? 今年こそ英語の勉強頑張るって決めていたのに、9月になってもまだ始めてすらいない… ジムに通って痩せようと思っていたけど、数回行ったきりでリバウンド… 自炊を継続するって決めたのに、最近外食ばかり… 似たようなことを感じた経験は誰にでもあるはず。つい「自分はやるべきことをできていないダメな人間だ」と劣等感を覚える人もいるでしょう。私もその中の一人です。しかし、習慣化の特徴と秘訣を把握することで、そんな感情を抱く

          【裏ワザ】習慣化のために必要なポイントはたった1つ!〇〇するだけ!

          FRBの金融政策が今アツい理由

          米国を中心に世界的に発生しているインフレ。それを解決するために必要なFRBの金融政策。「インフレ率8%超に」「FRB、0.75%利上げ」などのニュースをよく目にするようになりました。米国は今、半世紀ぶりというとても珍しい高インフレの時代にさらされています。単純に歴史的な出来事なので動向が気になるという他、資産運用Fintechのスタートアップに身を置く私の周りでは以下の理由でFRBの金融政策が注目されているように思います。 コロナ禍の超金融緩和時代に資産運用ブームに乗ったも