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現役放射線技師が教える数をこなすと質に変わるよ

「新しいモダリティに配属になったけど、苦手意識があってできる気がしない」
「ミス続きでひどく落ち込んだ。果たして自分は仕事はできるようになるのか?」
「上司に同じ指摘を何回もされて、自信をなくした。やっていけるのか?」

といったことに対してお答えします。

こんにちは、技師歴10年目のおかつです。

新しい部署やモダリティに配属されると、最初はちゃんと成長できるか心配になりますし、成長が鈍化したり、はたまた失敗続きで自信をなくしてしまうこともあるかと思います。

自分は仕事ができるようになるのか?」と。

ご安心ください。それは誰しもが通る道です。もちろん自分もあります。

それでは、このような困難に対してどう向き合えばいいのか?解説していきます。

それではいきましょう!!


結論、数をこなすと質に変わるよ

結論、検査数をこなすと嫌でもできるようになります。そして段々質に変わっていきます。

付け加えると、日々のルーチン業務は遅かれ早かれ誰でもできるようになりますのでご安心ください。

みなさん、1万時間の法則はご存知でしょうか?

何事においてもプロ級の技術に達するまでに1万時間はかかるといった話です。

もし、MRIに配属になり、少なく見積もって、1日7時間で年間200日業務に携わり、7年働くと約1万時間に及びます。ここまで行くと大ベテランですよね。

しかし、日々のルーチンに関してはこれよりももっと少ない時間で安定して動けるようになります。

もし、あなたが配属3ヶ月程度で自信をなくす必要は全くありませんし、向いているか向いていないかは少なくとも数年以上経験を積まないと分かりません。

もちろん、脳死でやり続けるだけでは上達しませんので、トライアンドエラーを繰り返すという苦痛を伴いますが、数をこなすというのを目標に取り組んでいただければ必ず仕事はできるようになります。

ちなみに、「数をこなすと質に変わるよ」とういうのは、私の上司にもらった言葉です。

私自身もエコーに配属になった最初、「こんなんできるようになるのかよ?」と思いながらやっていましたが、この言葉を信じ、数をこなしたら、本当にある日突然できなかったことができるようになった経験があります。

みなさんもぜひ数をこなすことに意識してみてくださいませ。

大事なのはその先

数をこなすと質に変わり、日々のルーチン業務は誰でも仕事はできるようになると説明してきました。

先日、私の上司から「仕事自体は誰でもできるようになる、大事なのはその先」と言っていました。

これどういうことかというと、仕事は誰でもできるようになるのでそこは心配せず、その先の人間性の部分であったりとか、仕事に対する勉強の姿勢、創意工夫の部分が大事になってくるという話でした。

これを聞いた時に確かにそうだなと思いました。

そして、別日他の上司が、「新人が3年目になるくらいはみんなは同じような技量、知識なんだけど、5年目以降で勉強し続けるヤツとしないヤツで差がついてくると」。

これもまた、確かにと思いました。

本当に人生は一生勉強だなと感じております。

まとめ

お疲れ様でした。いかがだったでしょうか?

新しいモダリティに配属されたばかりは、なかなかうまく事が進まないこともあるかと思いますし、時には自信をなくすことがあるかと思います。

しかし、今回お話した様にルーチン業務に関しては、必ず数をこなせばできるようになります。そこは心配せず、自信を持って取り組んでいただきたいです。

大事なのはその先です。

追伸

私のnoteでは、放射線技師の寺子屋として、過去にぶち当たった仕事の悩みに対する解決策を書いています。これからも発信していきます。

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