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現役放射線技師が静脈確保を始めて1年経過した感想

はじめに

こんにちは、技師歴10年目のおかつです。

CT、MRIの造影検査のための静脈確保をやるようになってからちょうど1年が経ちました。

1年間やってみての気づきを大きく3つにまとめましたので、報告いたします。

それではいきましょう!!


気づき3つ

  • できることが増えたことの喜びはある

  • 看護師さんの負担は減り、院内で取り組みが評価された

  • 心理的ストレスはなかなか減らない

できることが増えたことの喜びはある

技師の業務の中で、侵襲性が高く、撮影業務とは異なる新しい領域の業務で、最初はとてつもなく緊張しました。

しかし、1年やってみて、ある程度スキルは身についたと感じています。

単純にできることが増えたことは、自信につながりました。

やはり、数をこなすことは質につながると感じています。

看護師さんの負担は減り、院内で取り組みが評価された

職場の上司の懸命な取り組みで技師の静脈確保が稼働し、元々看護師さんにやってもらっていたところを技師メインでやることになりました。

当院の静脈確保では技師がメインで行い、2回連続の失敗や、穿刺困難な方と判断した場合、元々所属だった看護師さんをコールすることになっています。

技師による穿刺が始まってから、看護師さんの負担は減りましたし、院内での取り組みが評価され、業務改善の表彰を科として受けました。

病院への貢献度としても評価されるものだと言うことが分かりました。

心理的ストレスはなかなか減らない

やり続ければ、緊張は減り、ストレスも減るだろうと予測していたのですが、意外と未だにストレスは大きいです

あたりまえですが、失敗したらクレームを言う方もいますし、技師の業務としては割とリスキーな部分があると感じています。

とりあえずの1年が経過したということで、今後また自分の心境に変化があるかもしれませんので報告いたします。

まとめ

お疲れ様でした。いかがだったでしょうか?

個人的には、技師による静脈確保はポジティブに考えてます。しかし、割とストレスになっている部分も正直言うとありますので、改善方法があれば、報告いたします。

1年前にもやり始めたころの所感を書いていますので、ご参考ください。

追伸

私のnoteでは、放射線技師の寺子屋として、過去にぶち当たった仕事の悩みに対する解決策を書いています。これからも発信していきます。

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