The Miseducation of Lauryn Hill / Lauryn Hill

　今年に入ってから、高橋幸宏と坂本龍一の訃報が重なり、教授のソロ作品やYMOの作品を振り返ることが多かった。関連作品やテクノポップ、現代音楽を聞き直していたら、どうしようもなく「魂」の音楽が聴きたくなった。そうソウルである。しかし、私はブラックミュージックは詳しくない。アリシアキーズが大好きなだけである。TLCも少しだけ聞く。あとはカーティスとか、プリンスとかワンダーも聞くには聞く。ギリ赤点にならない程度の知識だろう。

　なので、これを機会にブラックミュージックを学び直そうと思った。まずはディスクガイドを探そうと思ったが,ガイドブックがない。存在しない。あるにはあるのだが、「シティポップからみた学ぶブラックミュージック」みたいな、なんだその軟式野球みたいなタイトルは！こっちが硬式で野球してええんだよ！って気分になった。他には「1995年から2010年代までのブラックミュージック」みたいなアレサフランクリンもオーティスレディングも存在しないディスクガイドなんてありえない。日本にソウルはない！！

　日本に信頼できるブラックミュージックガイドがないなら本場のガイドを見ればいいということで、USAのサイトで歴代最高のブラックミュージックを学び直すことにした。

 今回は雑誌GQのThe best R&B albums of all time, rankedを参考にした。このNOTEをブラックミュージックガイドに育てたいと思っているので、頑張って進めていきたい。

The 10 best R&B albums of all time, ranked

タイトル：The Miseducation of Lauryn Hill
アーティスト名：Lauryn Hill
ジャンル： R & B
リリース日：August 25, 1998
プロデューサー：Lauryn Hill, Che Pope, Vada Nobles

レビュー
FooGeesのヴォーカルとして、有名なLauryn Hillのソロアルバム。1998年にリリース。世界中で大ヒットして2000万枚以上の売り上げを記録した。歴史的名盤といっていいでしょう。該当年のグラミー賞はほぼ総なめ。10 部門にノミネートされ、5 つの賞を受賞している。先行シングルになった「Doo Wop (That Thing)」、「Ex-Factor」、「Everything Is Everything 」も全て大ヒット。1990年代の最高のアルバムと言われるとともに、歴代ブラックミュージックにおいてもベストと言われることも珍しくない。ブラックミュージックの作品において間違いのない金字塔。

収録曲

1. "Intro"

2. "Lost Ones"

3. "Ex-Factor"

4. "To Zion" (featuring Carlos Santana)

5. "Doo Wop (That Thing)"

6. "Superstar"

7. "Final Hour"

8. "When It Hurts So Bad"

9. "I Used to Love Him"

10. "Forgive Them Father"

11. "Every Ghetto, Every City"

12. "Nothing Even Matters" (featuring D'Angelo)

13. "Everything Is Everything"HillJ. Newton

14. "The Miseducation of Lauryn Hill" HillTejumold Newton

15. "Can't Take My Eyes Off You" (hidden track) Bob CreweBob Gaudio

16. "Tell Him" (hidden track)

おすすめの曲
Doo Wop (That Thing)

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