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【第50回 岡山WEBクリエイターズ年末スペシャル2019】に登壇させて頂いたので僕なりの目線でレポートします

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※この記事はもともと、自身が所属している山陰PD研の皆さんに報告するために関係者(内部)用として作ったものですが、見て頂いた方より「参加ログも良いけど、登壇ログも知見として見たい人は多いと思う」という事をおっしゃって頂いたことと、イベント主催者の後藤さんへ「こんなレポートを書いて山陰PD研内にフィードバックしています」とご報告したところ、「これはオープンにした方が良いよ」とアドバイス&許可を頂きましたので、note用に加筆・修正したものです。
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今回、様々な縁や偶然が重なって、岡山WEBクリエイターズ(以下、岡WEB)さんの記念すべき50回目のイベント「年末スペシャル2019」に登壇させていただくことができました。その中で、僕自身色々と得るものや、今後、山陰PD研の活動に活かせそうなことがたくさんありましたので簡単にレポートします。

各セッションの内容というより、全体を通して特に山陰PD研の活動(地方でのイベント開催、運営)に繋がるような部分を中心にまとめています。(書くことは一杯ありますので、もしかしたら今後追記するかもしれません。一旦優先度高いものから書いています)

ですから、イベントの内容が知りたい方にとっては的外れなレポートかもしれません。(それを期待されて開かれた方、ごめんなさい)
どちらかというと、僕のようにイベントを開催していたり、事務局など運営している方向きな内容なのかもしれません。

運営体制

通算50回開催という実績から裏打ちされますが、内容はもちろんのこと、運営面のクオリティも高いと感じました。

※アンケートの集計結果を少し見させていただきましたが、イベント自体の評価は5段階評価で4.9と異常なほど高い満足度でした。(アンケートの回収人数は約30人)
※ちなみに、今回初参加の方も何名かおられたので身内からの温情的な評価では無いですし、事前に岡WEBの参加者の方はしっかり評価される(厳し目)という話も聞いていましたので、登壇者の方のパフォーマンスもあってのことだとは思いますが、それでもこの数字はすごいと思いました。

次から運営面に関して僕が特に感じた事を記載します。

登壇者やスタッフ用にFacebookグループが作られ、直前まで密なやり取りが行われる

これは、特に登壇者として初めて参加する人間にとってはとてもありがたいサポートでした。
本番中も時間の押し具合によって、スケジュールの調整などをこのグループを通して行われるのでスタッフさんの動きも連携がとれていました。

事前に各自の登壇資料の収集やチェックもグループ内で行われ、それを見ながら自分の資料にも反映することで飛躍的に資料の精度が高まったと感じました。

岡WEBさんの代表の後藤さんがイベントのディレクションをされていますが、的確に資料のチェックやフィードバックされており、後藤さんの力による部分も大きいと思いますが、こういった姿勢や行動は自分自身取り入れたい目標になりました。
(これは、一般参加ではなく登壇者として参加することで見えたことなので、登壇参加してよかったと本当に思いました)

仕事が早い

全体的にものすごくスピーディーに事が進んでいく印象があります。

・登壇資料の収集からフィードバック、開催当日の会場準備
・開催後のフォローアップ情報の収集(土〜月にはほぼ回収完了)
・イベントアンケートの収集、内部展開(イベント当日の24時位)
 ※これにより登壇者はすぐにフォローアップメールが書けます
・イベントアンケートの集計結果(翌週の月曜)
・参加者へのメール、Twitterまとめの準備、撮影写真の準備(いずれも翌週月曜に展開)

ただ、いずれも取り掛かりが早いというわけではなく、直前に動かれることもありますが、短い時間で効率よく進められているという印象でした。
取り掛かりを早めれば、その分早く決着できるのは当たり前ですが、その分ダラダラしてしまうこともあるので、一点集中でバッと仕上げる、決めるというのも大切だと思いました。

蛇足ですが、この記事のアイキャッチに使用している写真は当日会場入りして撮影させて頂いたものですが、その後20分くらいで本番が開始できる状態にセッティングされリハが始まるというスピード感でした。

関係者一人ひとりが自発的に行動

運営スタッフの方、登壇者の方、皆自分の役割に徹していて、全て後藤さんが支持するというよりは、必要な確認だけしたら各自がどんどん動いていくという感じでした。

スタッフの方の確認の仕方も

「どうしたらいいですか?」

ではなく、

「〇〇は●●でいいですか?OKだったら、やっときます」

みたいな感じで動かれているので、大量に考えることがある後藤さんの負担も減らせるのだと思います。

リハは大切

山陰PD研のイベントでもリハーサルは簡単にしていますが、十分ではないというのを実感しました。どちらかというと山陰PD研のリハーサルは機器チェックや資料のチェックが中心でしたが、簡単にでも通しのリハは必要だと思いました。これがあるかないかで、イベントのクオリティが一定に保たれますし、スムーズに進むと思います。

あと、司会進行にメイン司会者とサブ司会者は必要だと思いました。
司会が一人だと、どうしても間が空いてしまったり、一方通行的な進行になりがちですが、司会者同士の掛け合いによって時間をうまく使ったり、お互いをフォローして情報の漏れも防げると感じました。

現地での交流について

今後に繋がる交流ができた

今回は岡山以外にも愛媛、島根といった近県からの登壇参加やその方々に関連した一般参加の方もおられました。

島根(出雲)からお越しの方は、山陰PD研の話を聞いて「鳥取でそんなイベントがあるとは知らなかった!島根には無いから是非交流したい」とのことでした。エンジニア系のイベントやコミュニティはあるそうですが、ディレクションや異業種が交流して行うようなイベントは少ないようで、とても興味を持っていただけました。

各県それぞれ魅力的なイベントも開催されていて、こういったコミュニティ同士が連携したり、交流することで、自分たちにとって新たなヒントや活動が生まれるのではないかと思います。

山陰PD研の活動に興味を持っていただけた

登壇時や懇親会の際に山陰PD研の活動をお話させていただきましたが、沢山の方に興味をもっていただけました。

一般参加の(岡山の)方からは、「プレゼンバトル見てみたいです!多少遠くても絶対行きます」とも言っていただき、一定のニーズがあると感じました。(ちなみに、見るだけでなく登壇参加も大歓迎です!)

山陰PD研の活動をはじめ、プレゼンバトルは、鳥取(特に鳥取市内)での反応はまだまだ(認知も低いので広報活動は引き続き必要)ですが、こうして外の方から意見を聞くと、イベントのコンテンツとしてはパワーを持っていることも実感しましたので、もっと多くの方に知って頂き、山陰PD研イベントの主力コンテンツとして育てたいと感じました。

登壇について

事前に多くの方から「楽しんで!」とアドバイスを頂いたので、しっかり楽しむことを念頭に臨みました。

上述のように、「岡WEBの参加者の方はしっかり見られるよ。(&半端なウケ狙いはスベるから注意)」とアドバイスを頂いたのですが、実際にはそこまで心配することは無く、暖かく受け入れていただけたと思います。(土地柄のものもあると思いますが、基本的に大ウケするということは無くても、しっかりと聞いて頂いていて、静かにウケている感触はありました。こういうイベント毎のちがいを感じれたのも他のイベントに参加するメリットだと思いました)

この点は、アンケート結果からも見て取れ、セルフブランディングという汎用的なテーマだったことと難易度の高くない基本的な内容であったことも功を奏したと思います。

他の登壇された講師の方からも「お話上手ですねー。さすがだと思いました」といったコメントを頂き、うれしい気持ちもあったのですが、自分的には結構ダメダメな部分もあったので、正直なんとも微妙な心持ちだったのですが、山陰PD研が始まった頃に比べるとたしかにプレゼンスキルは上がっていると感じたので、これまで参加したプレゼンバトルや、山陰PD研のセミナーなど、これまで得たことが自分の血肉になっているんだという実感は得られました。

そういう意味でも、今回岡WEBさんのイベントにお声掛け頂き、チャレンジしたことは自分にとっても得るものが非常に多かったと思います。

今後もチャンスがいただければ、是非チャレンジしたいと思います。
(そのためにも色々な活動をアウトプットしていきます)

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参加された方のレポート(記事中に岡村のことも取り上げて頂きました!ありがとうございます!)

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