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006.それを運命だと気づかずにぼくらは通り過ぎていく

(1Aメロ)
きみ、誰かと話しながら西へ
ぼく、スマホを見ながら東へ
近づくふたり
始まるカウントダウン 3スリー,2ツー,1ワン

(1Bメロ)
すれ違う瞬間 迸るほとばし電流
鳴り響くファンファーレ

(1サビ)
あらかじめ決まっていた出逢い
互いの指でつながる赤い糸
それなのに
それを運命だと気づかずに
ぼくらは通り過ぎていく


(2Aメロ)
きみ、公園のベンチでたたず
ぼく、うつむきながら歩いてく
近づくふたり
始まるカウントダウン 3,2,1

(2Bメロ)
すれ違う瞬間 色づく景色
鳴り響くファンファーレ

(2サビ)
あらかじめ決まっていた出逢い
広い世界で巡り合う奇跡
それなのに
それを運命だと気づかずに
ぼくらは通り過ぎていく


(Cメロ)
真夏の砂浜で 真冬の雪山で
大学のキャンパスで 終電後の駅前で
バーのカウンターで いつもの街角で
ぼくらはいつもすれ違う

(ラスサビ)
あらかじめ決まっていた愛
約束されていたハッピーエンド
それなのに
それを運命だと気づかずに
ぼくらは通り過ぎていく
振り返りもせず


【self writer notes】
いつまでたっても始まらない恋愛のためのラブソング。

タイトルが長いですが短くはできませんでした(できるけどこのままがいちばん強いだろうと)。

運命論者ではないけれど、日々のささいなことを気にかけているのか気にもとめないのかで人生って変わってくる気がします。
きっかけはきっといろんなところに転がっているから、どうかあなたが通り過ぎませんように、という願いを込めて。


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