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突然ですが | 私が選ぶ料理レシピ本大賞2022

料理レシピ本大賞2022が発表されてから数か月過ぎてしまいました。

今回もすてきな料理レシピ本が受賞していますね。せっかくなので受賞作の中から、はるあんさんの本を買いました。今度、ポリ袋で作るケーキを作ってみようと思っています。


さて、昨年に続き「私が選ぶ料理レシピ本大賞」を発表します!※今、昔にこだわらず、私の独断と偏見に満ちたセレクトです。

▼大賞
「高太郎」のおつまみ和食

昨年、夫が単身赴任をはじめたので、ほぼひとりごはんです。そして、キャロットケーキやお菓子を食べることが多く、外食もよくするため、炭水化物&糖分ばかりの日々。

せめておうちごはんはヘルシーなものにしたい。欲を言うなら、おいしいもの少しでいい。もっと欲を言うなら、今、冷蔵庫に入っているもので作れるものがいい。

この私の気持ちにぴったんこだったのがこの本でした。クイックすぎる料理は心がざわつくお年頃なので、ちゃんと作ってる感も好印象。それにチーズドバーではないスッとした盛り付けもいい。

もっと褒めていいなら、本のサイズ感。ゴロゴロしても読め、さっと手に取れて、ひょいっと棚や机においても邪魔にならない。外カバーがぼろぼろなのがスタメンの証です。

ちなみにお店のことはレシピ本から知りました。いつか行ってみたいなと調べてみると、高級店! いつかだれかに連れて行ってもらうことにします(どなたかよろしくお願いいたします!)。

▼菓子部門大賞
英国菓子Lazy Daisy Bakeryのおいしい秘密

蔵前の「茶室 小雨」にて

イギリスに行きたい。じゃあ行けばいいじゃん。というやり取りができるくらい、コロナのハードルは低くなってきました。でもね、円安がね。なんて、言っていたら、行けばいいじゃんと言われました(夫に)。

こうなると、私の気持ち次第。だけど、あと一歩が踏み出せない。お金のこともあるけれど、ベストシーズンに行きたいし、まだちゃんと調べきれていないこともある。アレコレ考えていたら、うーん、長くなりそう。この続きはまた今度。

さて、このレシピ本には2つの魅力があります。

ひとつはレシピに対する信頼感。以前、中山さんのキャロットケーキレッスンをうけたことがあります。そのときにレシピに対する考え方や組み立てがしっかりしていてとても勉強になりました。きっと今回紹介されているレシピもかなり信頼できるものだと思います。

もうひとつの魅力は、お菓子の背景、食べ方などの語りも充実しているところ。イギリスに行きたい欲がやわらぐほど、中身が濃いです。でも、やっぱりイギリスには行きたい。

▼児童書部門大賞
赤毛のアンのお菓子絵本

お菓子作りをはじめて、マドモアゼルいくこさんの本に出合いました。児童向けのレシピ本は分かりやすく、語りかけてくる感じがあります。写真がないところも、想像する時間を楽しめて好きです。

そんなこんなで、児童向けのレシピ本に興味があって、たまに気になる本を取り寄せているのですが、すばらしかったのが「赤毛のアンのお菓子絵本」です。赤毛のアンの物語とのリンク、挿絵のクオリティ、子ども向けなのに上品で落ち着きがありつつ、ワクワクのある全体構成。

残念ながら物語の中にはキャロットケーキは出てこないようですが、「赤毛のアンのお菓子絵本」には紹介されていました。今度、作ってみようと思っています。


▼マニアック部門
プロのための洋菓子材料図鑑 vol.5

さすが柴田書店さんだと思った一冊。かなりマニアックで図鑑・データベースのようなところにしびれました。キャロットケーキ作りではクリームチーズをよく使います。

メーカーによってそれぞれ違い、私なりに味わいや感覚はつかんでいるつもりですが、きちんと説明してくれる資料を探していました。本当にありがたい。


▼ライフスタイル部門
食べつなぐレシピ

ここまで本を選んで、やっと気がつきました。今回の私の料理レシピ本大賞のテーマは「等身大の私」みたいです。

この本は数年前に購入したものなのですが、食材を余さず使い、堅実的なのに遊び心もあり、なんだか楽しく暮らせそう。それに写真や見せ方(画像の並べ方)のセンスも◎。

これからの季節、この本で紹介されていた「干す」をいろいろ試してみたいと思っています。

ほかにも紹介したい良本があるのですが、まだ読み込めてないので来年紹介できたらいいなと思っています(なにごとものんびり)。

みなさんのおすすめ料理本、ぜひ、教えてください。


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