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『彼女のしあわせ』を読んで

11月11日 水曜日 本を読み終えた。

母と娘(三姉妹)、4人のそれぞれの暮らしや想いを読むことで、女性として生まれてきたあなたのしあわせは何ですか?と問いかけられた感じがした。

本の中に入り込んでいた気持ちが、自分へと戻ってくると、またこの目でしっかりと自身や周りを見つめて暮らしていこうと思う。

女同士、親子でも姉妹でも、仕事や結婚・出産など深く入り込むような発言は、相手を知らないうちに苛立たせたりする。しあわせな生き方は、人によって違うから。

思い返すと、縁が途絶えた人たちは、自分の生き方が良くて他を否定する人たちだったように思う。結婚や出産をした途端に、まだしていない人のことを心配しだしたり・・・。そういった発言が私に向けられると、私はあなたのことを肯定していたのになと淋しく思った。

悩んでいる時は、その道を進んでいる人にアドバイスを聞きたくなるけれど、そうでもない時のアドバイスは・・・まぁ誰が言うかにもよるかな。

途絶えた人たちも、実はもっともっと肯定してほしかったのかもしれない。でも私は自分がしんどくなってまで関わりたくなくて、そのぶん、互いに認めあえる人を大事にしようと思うから、申し訳なかった。

本の中の女性たちも、家族のそれぞれの生き方を見ながら、自分のしあわせというものに時に気が付かなかったり気が付いたり、悩んだり開き直ったりして探っていた。

自分なりのしあわせ、私も欲張らず・あきらめず探していこう。
そして成長していく子どもたちに、こうした方がしあわせになれるよなんて簡単に言わないようにしよう。

次は何を読もうか、それを探すのも楽しみ。


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