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青少年ファンドたたき台③「各チャレンジ実施」について

追記2018/06/19:参加者募集ページできました。https://peraichi.com/landing_pages/view/kimiwaku

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兵庫県新温泉町でまちづくりと学習塾をやっているオカサカです。

このプロジェクトの応援をいつもありがとうございます。

「青少年ファンド@新温泉町のたたき台1.5」の続きです。

さて、今回は「④各チャレンジ実施」についてのたたき台

※本企画の流れ〈①募集②授業→③プレゼン会→④各チャレンジ実施〉

少しおさらい。

①意欲ある子どもたちが集まり

②チャレンジを前向きに企画する力とプレゼン力を養う授業を受けて

③プレゼン会でチャレンジ賛同者・協力者・資金を集め

④チャレンジを実施する

そんなプロジェクトの青少年ファンド。
子どもたちのチャレンジを全力で応援するプロジェクトです。


チャレンジを応援するけれども、

子どもにチャレンジ実施義務はない

これまでのたたき台で、各チャレンジは実施されなくても良いと申し上げていました。


以下、たたき台①からの抜粋。

協力や資金提供があったとしても、実施の義務は無いこと。
支援者の気持ちとしては「ワクワクさせてくれてありがとう!」のための挙手とお金と考えて貰えれば嬉しいです。
※実施義務が無い理由
●チャレンジに必要な分の協力者やお金が集まる保証がない
●チャレンジを発表することのハードルを下げたい
●実施義務があると、チャレンジの内容が無難なものになりそう
●実施義務があると、実施が難しすぎるのに協力者とお金が集まってしまった時に困る
●協力者や資金提供があれば、「実施しなくてはいけない」という義務感は自然に生じるはずだから
授業を受けようと一歩踏み出しただけで100点満点💮
プレゼンしたら200点💮💮
実施したら500点💮💮💮💮💮
大成功したら1000点💮💮💮💮💮💮💮💮💮💮
そんなイメージです。

ただし、実施の有無に関わらず報告は必要だと思います。

報告は書式を定めた書類(最低限の情報)と自由書式のものを提出してもらいたい。
自由書式の方で、例えば小説的に書いて出されたり、小論文であったり、インフォグラフィックであったりしたら面白いですね。そこまでは求めてないですけど、報告をしっかりまとめることで次のアクションのためのかなりの糧となりますので、密かに期待するところです。

ということで、
基本路線は、実施義務無しの報告は必須


とはいえ、
「チャレンジを実施したい!」と言う子が居たらば
「そのチャレンジを全力で応援する」これは当然です。

なので今日書くのは、

実際にチャレンジする子に対するサポート体制について

まず、実施のサポート体制と言っても、見守るタイプのサポートがベストだと思っています。あまり協力しすぎてはいけない。

さて、チャレンジ実施にあたって、基本的な決まりは以下のとおり。

実施期間:プレゼン会から1年以内
実施場所:定め無し
実施内容:プレゼン会で発表したものが基本だが、変更も可。

報告書提出:プレゼン会から1年以内


プレゼン会で発表した子どもは、協力者と資金の集まり具合によって4パターンにわかれます。


A

Aについてはヒトもカネもあるので、実施可能だと思われます。
ですが、リーダーは子ども。
うまくチームを動かせるかは微妙です。
相談役として1グループに1人、運営側から配属できれば良いでしょう。
あくまで相談役なので、実務は一切しません。

また、協力者の要件は満たしているようですが、スキルの程度がどの程度あるのかはわかりません。
チームのメンバーを見て、チャレンジの内容を再考するケースも多いかと思います。チャレンジの内容が変わればお金の動きも変わるので、再度設計し直しかもしれません。

このような変更が生じた時、気をつけなければならないのが

●その変更でリーダーのワクワク感が失われていないか
●チームメンバーも納得できているのか

この2点です。
難しいところですが、相談役はこれを都度確認しなければならないでしょう。

直接的に「それでもワクワクする?」なんて尋ねたらヤル気を失いかねないので、「なるほどね、それも楽しそうだね!(ニコッ)」と投げかけて表情を見てあげるような、これまた難しい確認作業です。

やりたいと思えるチャレンジを応援するのが肝だと考えているので、
変更によって「決まっちゃったからとりあえず実施してみた」では少しさみしい。
もちろん、実施するだけで能力は身につくのでマイナスではないのですが、
チームで実施すること=個人的なワクワクは無くなるみたいな感覚は身につけてほしくないのです。


チャレンジするどの子にも言える、チームビルディング的なことについて書きました。


B

Bについては、シンプルに2択のルートがあります。

1. 不足分の資金調達をしてAの状態に持っていき、実施。
2. 規模を縮小あるいは実施方法を変更し、今ある資金で実施。

1については、チームのメンバーがお金を補填しあっても良いです。
クラウドファンディングも良いかもしれません。

相談役は基本的にはお金を出しません。
知恵を出すことくらいはしても良いと思いますが、実務はしません。
あくまでチームメンバーで解決です。

2については、ワクワク感が失われないように気をつけるだけですね笑
限りある予算でやることは、アイデア力を育むので私としてはワクワクします。


C

CについてはBよりもハードルが高いように思います。
比較的協力者を集めやすいプレゼン会で集まらなかったチャレンジ内容を、
少し変更なりして、別の機会で人材募集するのは難しいかなと。

しかも、チャレンジ内容に大人のスキルが必要なものがあれば、致命的です。

青少年ファンド運営の公式SNSアカウントを通じて、人材募集の投稿をするのもアリかと思います。

人的資源の限られた町を舞台にしているので、このパターンはわりと多くなりそうです。


D

Dは言わずもがな実施ハードルが厳しいです。
どう実施するか以前に、実施するかどうかで迷うでしょう。



相談役はコミュニケーション面での労力が大きいので、カネや実務は原則しない設定にしておきたいです。完全な任意にしておくと「子どもが困ってるんだから、それくらいやってやりなよ」と外部に言われそうなので予防線です。

また、実施しない場合の収束のさせ方も議論しておいた方が良いかと思います。ヒトもカネもわずかでも集まってたら、とても難しいところです。


最後に。
チャレンジ実施フェーズの細かいことは募集後でも決めれば良いかなと思っています。
プレゼンする自体がかなりのチャレンジなので、まずはそこまでしっかり応援しましょう!

そして、あくまでたたき台ですので!


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後日、実施上の懸念点、はじめようと思ったキッカケ、最初に決めることのたたき台、運営のお金の動き、組織運営についても書きます。

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