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【復習】事故物件・徹底解剖
おはようございます。『オカルトエンタメ大学』運営の小柳です。
かなり久しぶりになってしまいましたが朝活をしたいと思います。サボりまくりで申し訳ありません。
今朝は今週の早瀬先生による「事故物件」授業の1~2日目についてです。
では早速はじめましょう。
事故物件ブームの背景
・今年は事故物件をテーマにした作品が多い。『事故物件 恐い間取り』『呪怨:呪いの家』など。
・事故物件の舞台である「家」は人間にとって最も身近な場所。心霊スポットや呪われた場所などは遠かったりするしそもそも行かなければいい。つまり自分の生活圏には直結しない特別な場所。
・一方で、家はほとんどの人が絶対に住む。そんな自分の生活圏の中にある家に何かが取り憑いていたら?という想像させるリアリティがある。
そもそも事故物件とは?
・過去に殺人事件や自殺、孤独死などがあった部屋。また、近くに墓地や迷惑施設、暴力団の居住がある物件も含まれる。
・部屋を借りる側が「なんとなく嫌だな」と感じる心理的瑕疵を受けやすい物件を指す。
・心理的瑕疵に繋がりそうな事柄は借りる前に伝える義務がある。しかし、何をどこまで告知すればいいのか?不動産会社などによってバラバラだったが、今年、国土交通省がガイドラインを作るよう動き出した。
・事故物件専門の解体業者もいる。早瀬先生が取材した解体業者は全て外国人。解体中に子供に手を引っ張られたとの証言。実際に手形を目撃している。
事故物件の特徴
・家賃が安い、空き部屋が多い、住居者の流動が早い、一部分だけリフォームされている(誰かが亡くなった際の血痕がとある箇所のみに付着するため)、マンションの中で扉の色が該当の部屋だけ違う(暴力団などの部屋に警察が扉を破壊して押し入るため)など。
早瀬先生の事故物件体験談
早瀬先生が18歳の時に岡山から上京し、現在までの14年間。その期間に住んだ部屋は全て事故物件だった。霊的なものから迷惑物件まで多種多様。
・1件目。隣の部屋に美人局とチンピラがいて毎日、恐喝の声が聞こえてくる。ある時、そのチンピラに「お前引っ越せ」と言われた。
・2件目。「おーいおーい」という子供の呼び声が聞こえ、それがどんどんエスカレートしてくる。先生の部屋のちょうど上の部屋に住んでいた住人は御札を部屋中に貼って行方をくらます。
・3件目。高層マンションの11階のとある部屋。同フロアの他の部屋が暴力団。朝から晩まで懸賞詐欺の声が聞こえてくる。ある日、地震が起きた時、部屋の窓ガラスを炎が突き破った。どうやら暴力団が屋上に隠していた爆発物の影響か?
・4件目。隣に大きな豪邸が。その豪邸から毎日、お爺さんが家族に大声で罵倒する声が聞こえる。しばらくその罵倒が聞こえたのち、「おまえ、食うぞ!」の一声で罵倒は止む。それが毎日。ある日、その豪邸の奥さんが亡くなった。そしておじいさんの声も姿も消えた。その後、豪邸は更地になり大きなアパートが立った。
・5件目。現在、先生が奥さんと住む物件。引っ越し時、奥様のお父さんが物件を見て「ここ何かいる」と発言。引っ越し後、入浴中に風呂のすりガラス越しに黒髪の何者かが立っているのが見える。また、奥さんが髪の毛を引っ張られたり、耳元で「殺すぞ」と呟かれたりなど。
全物件に共通しているのは家賃が安い。他の部屋と比べて家賃の金額が最も見極めとして分かりやすい。
事故物件の見極め方
・大島てるさんのサイトを事前に必ずチェック。
・不動産の人や大家さんに借りる前に必ず聞く。
・前述の特徴がないかチェック(家賃が安い、空き部屋が多い、住居者の流動が早い、一部分だけリフォームされている など)。
・日本酒を部屋に置き1日経過して量が減っていたり、味が変わっていたら(苦くなる)霊がいる可能性が高いと言われている。
事故物件には基本住まない方がいい
・もし事故物件と判明したらすぐに引っ越した方がいい。
・オカルトを楽しく学ぶには、日々の生活の安全性が一番。生活環境の軸である家に対して心理的瑕疵を感じたり霊現象が起きたりすると精神が徐々にやられる。安全あってのオカルト、日常あっての非日常。
授業を通して思った事
部屋に幽霊がいるかどうかを確かめる手段として「日本酒を置いて1日待ってみる」との事でしたが、引っ越し前にこれをやるのはなかなか難しいですよね。
不動産屋に事情を説明してお願いすれば出来るのでしょうか?いずれにせよ、今住んでいる自分の部屋でまず実験してみたいと思います。
また、せっかく「大学」と銘打ったチャンネルなので、講義形式の授業だけではなく、実験形式の授業を今後やってみてもいいかもしれません。それこそ事故物件とされる部屋に日本酒を置いてみたり、オカルトスポットにフィールドワーク授業として出向いてみたりなど。様々なスタイルの授業を考えてみたいと思います。
以上。
今夜も19時から授業です。教室はこちらから。お待ちしています。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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