ながーい自己紹介#2
自己紹介が終わり本格的に活動について話し合うことになった。
亮太「では、今から活動について議論したいが…下校の時間だ。明日にするか」
大樹「でもよ、明日議論するだけで終わりとか何かなー…女装部なんだから女装しようぜ」
亮太「…そうか、大樹はそんなにも女装したかったのか」
朱璃「大ちゃんにそんな性癖があったなんて」
大樹「誰が性癖じゃい!部活だからしようぜって言ってんの!」
悠翔「確かにせっかく部室も顧問も決まったんだしさ早速やりたいよな」
啓太「俺、女物の服とかズラ持ってねーよ」
悠翔「ズラってウィッグだからな」
啓太「ズラもウィッグも一緒じゃん!」
律「あのさ、俺持ってこようか?」
悠翔「え?加賀君持ってるの?」
律「律でええんやで?え?呼び捨てしてくれへんの?」
悠翔「ああ、ごめん。初対面だからいきなりの呼び捨ては失礼かなって思って…って、そうじゃなくてウィッグとか持ってるの?」
律「うん、持ってるけど」
朱璃「りっちゃん女装が好きだったなんて」
律「ちゃうねん!俺は好きでやっては無いんやけど…」
大樹「てか、女装してた事に衝撃」
亮太「何で言わなかった」
律「初対面でいう奴おらんし、そもそも部員になる予定もなかったんやから言う訳ないやろ」
悠翔「まあ、確かにな」
律「それに、俺は親戚の兄貴と一緒に女装MeTuberやらされてるから…」
啓太「律Metuberかよ!すげー!」
律「ま、まあな!だから、衣装関係は沢山あるから最近使ってないやつ持ってくるけど」
朱璃「はいはーい!僕可愛いの着たーい!」
啓太「はいはいはーい!俺、女物分かんねーけど韓国風の服着たい!」
律「あー…韓流か了解探してみる」
悠翔「俺も兄貴にお願いしてみよ」
律「悠翔君の兄ちゃんも女装するんや!」
悠翔「うん、兄さんは隠し通せてると思ってるみたいだけど」
律「それなら、話に触れない方がいいんちゃう?」
亮太「でも、悠翔の兄さん顧問だから話に触れても問題無いだろ」
律「悠翔君の兄ちゃんここの教師なん?知らんかった。」
亮太「毎日さぼってる君だから悠翔の兄さんみたいな影の薄い人を知ってる訳がない」
律「今さらっと悠翔君の兄さんディスった。」
悠翔「亮太はそう言う奴だ。しかし間違ってない実際に兄貴影薄いし」
話を聞いてると何だかお兄さんが可哀想に思えてきた。
お兄さんもきっと恥ずかしいんやろうなー
俺も正直身内に知られるの恥ずかしいし…うんうん