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ながーい自己紹介#3




皆で話していると急にガラガラと扉が開き先生が入って来た
この教室に先生が入って来ることが初めてで少しビックリしてしまった。

悠翔「あ、兄貴」

悠哉「お前らまだ居たのか…ん?君見かけない顔だな転校生か?」

律「あ、俺っすか?俺は」

朱璃「りっちゃんはここの教室の元番人だよ」

悠哉「番人?ここ空き教室の住人が居るっていう七不思議の場所だろ」

朱璃「じゃあ住人」

悠哉「どっちだよってそう言う事じゃなくてお前ら下校時間とっくに過ぎてるぞ!早く帰る準備しなさい」

朱璃「はーい。」

亮太「さて、会議はここまでとするか…皆帰るぞ」

啓太「明日からの活動楽しみだねー」

大樹「そうだな!楽しみというか、そもそもこれは部活になるのか?そこからが疑問だな」

啓太「それは俺にもよくわかんなーい」

大樹「啓太はほんと楽天家だな。そういう所俺は好きだぜ」

啓太「ほんと?ありがと~」

悠翔「兄さん紹介する。新しい部員になった元空き教室の住人」

律「加賀律っす。いつも授業さぼってます。」

悠哉「そうか、君が問題児で有名な加賀君か」

律「俺の知らない所で有名人になってたんか全然知らんかったわ」

悠哉「入学式以来一度も教室に来ないと中崎先生が嘆いていたぞ」

律「それについては反省も後悔もしてません!」

悠哉「いや、しような!うーん…確か大樹が同じクラスだったはず。」

大樹「確か俺のクラスに一席だけずっと空いてるのがあった気がする。」

悠哉「とにかく、加賀と同じ部員になったんだからサボらないようにしっかり面倒見ろよな」

大樹「だって残念だったな律」

律「えー…ここで過ごすの結構大好きだったのになー」

悠哉「放課後でも過ごせれるだろったく…大樹同じクラスだろ頼んだからな」

大樹「了解」

悠哉「さて、俺も話し込み過ぎた。皆帰った帰った」

朱璃「ゆーくんばいばーい」

悠哉「はい、さようなら」

亮太「あ、そうだ先生。明日本格始動するので何着か服貸してください。」

悠哉「…考えとく」

亮太「先生が趣味で女装してる事知ってるの俺達だけですので安心して持ってきてください」

悠哉「安心も何も絶望しか感じてねーよ。」

悠翔「俺と母さんはずっと前から知ってたけどな」

悠哉「…最悪。今すげー穴の中に入りたい。今日はこの教室に泊まろうかな」

律「桑原先生。俺も女装MeTuberしてるから気持ちわかるっす。」

悠哉「加賀…お前良い奴だな」

律「この教室に泊まるのは良いですけど俺の毛布と枕と充電器とパソコンは使わないで下さいね。」

悠哉「お前…学校は家の寝室じゃねーぞ」

律「ごめんなさーい。」

悠哉「ったく…明日からちゃんと授業に出るんだぞ」

律「ほーい」

悠哉「寄り道しても良いがちゃんと気を付けて帰宅しろよー」


こうして僕達は学校を後にし皆それぞれ帰宅した。
明日から本格的に始動するって決まってから
いろんな妄想が膨らみ胸がいっぱいになった。