七不思議の真相#4
教卓から出てきた妖怪はただのポジティブで馬鹿なデカ男だった。
大樹「そこそこのデカ男」
悠翔「八頭身ぐらい…だな」
啓太「あれがこの中に…体柔らかいんだな!すげぇぇ」
亮太「何関心してる。交渉するぞ」
悠翔「はーい」
「俺は別に部室にするのは全然抵抗は無いねんけどな」
亮太「では、交渉成立ってことで」
「ちょ、ちょ、待ってーやー人の話最後まで聞こう?な?」
亮太「何ですか。まだ駄々をこねるのですか?」
「駄々こねてへん!むしろそっちやないか!」
亮太「それで、何がダメなんですか?立ち退きですか?」
「そう!それや!ってわかってるやんけ!てか何で立ち退かなあかんねん!」
悠翔「何でって…部室にしたいからです!」
「俺付属じゃダメな感じ?俺友達いないから部活内容知られる事もないで」
悠翔「はい!俺にいい提案があります」
啓太「いい案とは?」
悠翔「部員になれば立ち退きしなくていいし友達も増えて一石二鳥」
大樹「あー。確かに」
啓太「それ超いい案じゃん!俺大大賛成」
亮太「俺もそれには大賛成だ」
朱璃「僕も賛成かな~啓太が一人増えた感覚になりそう」
啓太「俺そんな関西弁?」
朱璃「ううん。ポジティブでうるさい所」
亮太「関西弁は大樹だな」
大樹「俺の所母さんが関西だから」
悠翔「皆賛成っすけどどうっすか?俺達も貴方にもいい話だと思いますが」
「それ、いい案やなのったで!」
俺達は部室の交渉に成功した。
ただ、この案を聞いた瞬間彼は何故か驚いた顔をした。