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新卒エンジニア採用3年間やってきたことと今後やっていきたいこと

はじめまして。サイボウズで採用担当をしている岡田陸と申します。
本noteは、エンジニア採用 Advent Calendar 2023 2023年12月18日の記事として投稿しています。
サイボウズの新卒採用チームでは、職種ごとに担当を分けてはいないのですが、1年目の終わりから3年という区切りのいい期間エンジニア採用に携わり続けておりますので、僭越ながら振り返りnote執筆してみます!
「エンジニア採用(特に新卒)をやることになった方」や「社内の新卒人事にエンジニア採用を任せたい方」などに読んでもらえると嬉しいです!

自己紹介

サイボウズで新卒採用担当をしている岡田陸と申します。
2020年の4月にサイボウズに新卒で入社をして、新卒採用チームに配属をしてもらい、それ以降新卒採用担当として働いております。
現在新卒4年目でエンジニア採用に関わり始めてからは3年が経ちました。
組織を作ることがプロダクトづくりに直結すると感じられるため、エンジニア組織に興味があり、エンジニア採用を頑張っています。
最近の関心は、「人事に事業側の経験が必要か」「エンジニア採用担当はどこまでEMに近づけるか」「夏油傑の闇堕ちはどうしたら止められたのか」です。


業務としてやったこと

エンジニアインターンシップの開催

自分が一番初めにエンジニア採用に携わったのは社会人1年目の終わり、エンジニアインターンシップ2021のプロジェクトのPOになったタイミングです。
サイボウズの新卒採用チームでは、採用施策様々をプロジェクトとして扱い、そこにPO(プロジェクトオーナー)とSPO(サブプロジェクトオーナー)を置くというやり方をとっています。
これはやろうとしてやったというよりは、文化としてあったものを担当したという感じです。当時は特に希望もなかったのですが、自分がPOで担当することになりました。
サイボウズのエンジニアインターンシップは年明けから10月ごろまで続く長めのプロジェクトになるのですが、おおよそどのようなスケジュールで準備がされるかは以前のアドベントカレンダーで書いたのでぜひご覧ください。

インターンシップのプロジェクトは社内のエンジニアメンバーと広く会話する機会を持てるという点と、母集団形成施策ながらその中に母集団形成から参加の承諾までの流れが含まれている点で初めに担当する施策としてはポジティブだったかなと思います。
毎年担当していますが、インターン選考や、懇親会、成果発表会でカタカナの言葉は全くわからないながら必死にくらいついていたところから、毎年理解が進み一緒に話せるようになってきています。
ちなみに2024年度のサマーインターンシップも担当する予定です!

エンジニア採用施策全体の担当

やったこと詳細
・母集団形成施策
・選考参加率向上施策
・選考突破率向上施策
・内定承諾率向上施策

先ほどはインターンシップについて触れましたが、全体施策も担当することで、ターゲット選定や母集団形成、内定が出た方へのフォローなどを一貫して検討することになりました。できることが無数に目の前に広がっているので、大喜びで解決のための手段を模索し続けていたらもう3年も経っていて驚いております。
今振り返るともう少しイシューを定めて行動しても良かったかもしれないなと思うのですが、当時は何もわからないまま見えた課題をとりあえず解決しようと必死だったという記憶があります。
こちらのできることが常に追いつかないくらいにやるべきことが格段に増えているのですが、個人的には大喜びの日々です。
全体施策で具体的にやったことはここが一番多いのですが、挙げきれないのと自社の状況が大きく影響をするのでこちらでは省略します。
気になる方はぜひDMなどください。お話ししましょう!

キャリアエンジニア採用担当の兼務

今はやめてしまったのですが、社内の体験入部という制度を利用してキャリアのエンジニア採用チームの体験入部を行ったこともならではの経験で個人的には大変プラスだったと感じています。
1年弱、「体験入部+兼務」という形で働いたのですが、新卒で新卒採用チームに配属されているため理解できていなかった新卒キャリアのバランスや相対感を知ることができたり、実際にエンジニアとして働かれている方のレジュメをいくつもみて判断をしていた経験はより入社後のことを考えた採用ができるようにつながったと感じています。
タイミングとしては新卒3年目の中頃から4年目の前半まででした。
新卒採用がどんなものを知った上で比較できたので学びがあり、持ち帰って行かせるものも多かったかなと思います。
サイボウズの体験入部の記事は以下にもあります!


業務外でやったこと

仕事の成長は急激にあるものではないと思っているので、中長期的に幅を広げたり、するためにやっていたことも記載します。以下に書いた以外にも動画を見たり、本を読んだりはしています!

社内のことを知る

やったこと詳細
・エンジニア同期とのざつだん
・社内エンジニアの勉強会への参加
・自社の社外発信に目を通す
・社内の部活動に参加して

業務で出てきた時に質問できない細かい単語の意味や業務の内容などは社内のエンジニア同期に1on1を入れて業務の話を教えてもらいました。社内の勉強会文化に乗じてエンジニアの輪読会に参加するなどとりあえずエンジニアリングに触れる時間を増やしました。
幸いサイボウズは社外への発信もたくさんあるため、その動画やブログに意味はわからなくてもとりあえず目を通すということをしていました。1年目の頃にこの習慣を持てたのは良かったなと思います。
最近では、各職能のマネージャとコミュニケーションをとる機会が増え、より現場目線で必要な採用に近づけられてきていると感じています。(とはいえまだまだできることはたくさんあります)

社外の方との情報交換

やったこと詳細
・あらゆる媒体を利用してお話してみたいという方に話しかける
・人事勉強会/交流会への参加

業務としては上述noteに書いたようなインターンシップの準備を進めていましたが、人事としても採用担当としてもまだまだわからないことだらけだったので、たくさんの方にお話を伺いにいきました。
ちなみに、洗い出せる範囲でカウントしてみたところ3年間で1対1で情報交換の機会をいただいた方は120人ほどいらっしゃいました。
1年で40人、月に3人平均でお話をさせていただいていたようです。
1対1ではなく、交流会などでお話しさせていただいた方を含めるともっとたくさんの方とお話しさせていただきました。
一時期毎日業後に複数の方と1時間刻みで情報交換をさせてもらっていたこともありました。。。笑
Twitter、Pitta(当時Meety)、Linkedin、YOUTRUST、Yenta、ごった煮会など様々な媒体があったこととコロナ禍ということが相まってたくさんの機会をいただきました。
他社の人事の方や社外同期はもちろん、他社のEMをされている方やエンジニアの方など本当に様々な方に突撃をして教えてもらうことがたくさんでした。
その節は本当にありがとうございます!!!!

今後やっていきたいこと

当たり前かもしれませんが、採用できないという課題を解いて採用できる状態にしたいではなく、プロダクトの価値の理想から逆算した時に組織に足りないものの解消、アプローチをしたいと考えています。
採用をし、入社後の活躍(オンボーディングと組織開発)支援、活躍の発信(アウトプット)支援、発信で得た認知から採用というループをぐるぐる回して組織の価値向上を通して、プロダクトの価値ひいては事業価値の向上に貢献していきたいと考えています。
そのための最近の関心が、冒頭に書いていた「人事に事業側の経験が必要か」「エンジニア採用担当はどこまでEMに近づけるか」です。
これらの関心ついてでも、このnoteの感想でも、それ以外についてでもざつだんはいつでも歓迎ですので、お気軽にDMお待ちしております!

明日は就活時にお世話になっていたサポーターズさんの桑原さんですね、、、!お楽しみに!


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