薄暗い未来がちょうどいい
題名はSHU-THEのニライカナイより拝借。
Apple Musicなどのストリーミングサービスで良いところは、好みの曲を聞いてると他のアーティストをレコメンドしてくれることだと思ってる。
NakamuraEmiというアーティストが好きで聴いていたら、数珠繋ぎ的にこのニライカナイという曲を知った。
ちなみに、お勧めされた数珠繋ぎは下記の通り。
NakamuraEmi → MOROHA → 狐火 → SHU-THE
そんな中、コロナ禍で鬱々とした日々を過ごしてた時にニライカナイという曲を聴いた。
この歌詞、すごいなと思った次第で。
「雨男は宿命みたいなもので、雨の日が続くのが当たり前で、大雨以外はむしろ晴れなんだ」という、初めて聴いた時に目から鱗が落ちたような気がした。
最近、上記の歌詞が身に沁みるようになってきた。
双極性障害を患う者として、軽躁状態と鬱状態を繰り返す身としては、双極性障害になったことを恨んだ。この先どうしようもないなと投げやりにやったりしていたけど、今は多少受け入れられており、軽躁状態と鬱状態の波を小さくしようと試行錯誤している。
気付いたら時から双極性障害だから、躁と鬱の大波以外はむしろ普通のことと考えられるようになった。
目指すべきは寛解状態を続けることなんだろうけど、生きてる限り軽躁状態と鬱状態の波はいつ襲ってくるか分からない。
問題なのは、生活に支障をきたすほどの躁状態と鬱状態なんだから、生活に支障をきたさない、自分で対処できる軽躁状態と鬱状態が襲ってくるくらいなら通常運転と思えばいいじゃないか?という感じになってきた。
双極性障害と共に歩むこの先は明るい未来なんてものではないけど、薄暗いけれど未来はあるんじゃないかな?と、ニライカナイという曲を聴きながら思った次第です。
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