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「損切丸」 ー 「中国」編

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アメリカとの覇権争いの中、ますます存在感の増している「中国」。ここでは中国国債など限られた情報の中、「資金繰り」状況などについて考察を加えてみる。
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2021年12月の記事一覧

物価 ≠ 株価 ≠ 金利上昇。 ー もう来ない? 「高金利」の時代。

 11月決算の多いファンドにとって、クリスマス休暇明けは既に「新年度入り」。勝負事は何でも…

損切丸
2年前
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「金利」が示す「お金」の余り具合。

 ここ数年の「金利市場」を見て、日米欧中を人に例えると ↓   中国 ー 怖いもの知らず…

損切丸
2年前
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「なさそうでありそうな」2022年10大ニュース予想。

 今年も "鬼も笑う" (笑)来年の予想を占う時期になりました。  まずは昨年の なさそうで…

損切丸
2年前
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価格統制力を回復する「供給側」 ー 「お金」だけが "供給過多” のまま。

”11月の半導体のリードタイム(発注から納品までにかかる時間)は約22.3週と、前月から4日…

損切丸
2年前
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続・アメリカ人は「貯金大好き」になったのか? ー 「利上げ」でも金利が下がるの?

 “最大の米国債ETF、iシェアーズ米国債20年超ETF(ティッカー:TLT)には、12/2までの1週間…

損切丸
2年前
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米国債市場に起きた ”異変” 。-「中国」の「時限爆弾」は炸裂するのか。

 12月米雇用統計  非農業部門雇用者数 21万人 (予想)33万人 (前月)54.6万人←53.1万人 …

損切丸
2年前
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消えた(?)「中国」のソブリンCDS。

 「あれっ、 “China” の表示が消えてる...。」  「損切丸」では国債の「実質金利」を正確に計るため、5年CDS(Credit Derivative Swaps、信用リスクを計るためのデリバティブ)を加味しているが、今朝(12/3)いつも参照しているスクリーンから “China” が消えた。  これまで日米欧と “同様に” 推移してきた中国のソブリンCDS。だが実は今回 ”消える兆候” もあった。他国の値は変わるのに、ここ2週間ほどスクリーン上のプライスが不自然に