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「損切丸」ー「グローバル&地方」編

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世界各地や日本各地を眺めてみて経済面から考えた note。
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#日銀

続・思ったより分厚い「円売り」+ 「ビットコイン買い」

 思ったより分厚い「円売り」 ー 「介入」と「外為特会」と「米国債」 |損切丸 (note.com)…

損切丸
2か月前
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”棚からぼた餅” ?-「利下げ」大歓迎の株式市場

 米ISM製造業業況指数の予想を上回る低下(@47.8 < 予想@49.5、前月@49.1)を見ると「イン…

損切丸
6か月前
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ECB「利上げから一抜けた!」- 「インフレ」抑制の役割は日銀に交代?

 昨日(1/25)金利を据え置いたECBだが、理事会後のラガルド総裁の発言がマーケットに波紋を…

損切丸
8か月前
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次のテーマは何だ? ー 近付く「利上げ」局面の ”終わり” (除.日本)。

 2023.1.18.「煽るだけ煽って喰いついてきたらズドン!」が常套手段。|損切丸 (note.com) …

損切丸
1年前
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もう「失敗」できない日銀。

 「9ヶ月の@0.63%、取っておきました」  忘れもしない2000年7月、「損切丸」は夏休みを取…

損切丸
1年前
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「ドラム式洗濯機」現象が示唆すること。ー「給付金10万円」の行方。

 *「ドラム式洗濯機」が売れているという。原因は「給付金10万円」だ。最新の縦型洗濯機が新…

損切丸
4年前
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” Go To キャンペーン ” は「ベーシックインカム」への入口なのか。(参考)スペイン、フィンランドの現状、結果。

 何かと話題の「ベーシックインカム」(BI)。「損切丸」でも 8.22. 「ドイツでベーシックインカム実験始まる」↓ の購読数が意外に多かったことからも、その関心度の高さが伺える。  ここで6月にBIを開始したスペインの現状と2017~2018年の2年間実験を行ったフィンランドの結果をざっと備忘録的に書いておこう。  1.スペインのBI  (概要)5月末に閣議承認。一人暮らしの成人に月462ユーロ(約5万8,000円)、家族の場合は成人か未成年かにかかわらず1人当たり+

「政府預金」の謎。 ー 日銀バランスシート速報@9/10。

 政府預金とは・・・@資金循環統計:「国庫資金の受払い等を行うため、国が日本銀行に預け入…

損切丸
4年前
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遂に始まる「実質マイナス金利預金」。

 「三井住友銀行は10月7日、2021年4月以降に新規開設する口座に対して:①2年以上出入金がな…

損切丸
4年前
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「日銀、2021年度にデジタル通貨で実証実験 欧米中銀と3原則」

 2020年1月に日銀、ECB(欧州中央銀行)、BoE(英イングランド銀行)など6中銀とBIS(国際決…

損切丸
4年前
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恐るべし日本人の「預貯金信仰」 ー  2020/9の預金残高は過去最高を更新。

 「日本の銀行にお金が余ってるから金利は上がらないと思うよ」  英銀に勤めている時にJGB…

損切丸
4年前
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「金利」とは何なのか。 ー 投資尺度として利用してみる。

 年利回り=利息÷元金÷年数  一般的に「金利」といわれるものは「年利回り」=1年に直し…

損切丸
4年前
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「ドイツ」がおかしいⅡ - 絶好調だったDAX指数が急落。”中国寄り株価指数” に変調…

 2020.1.25.「「ドイツ」がおかしい」 ↓ の続編になる。  1月時点では中国に近過ぎるこ…

損切丸
4年前
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ヨーロッパもアメリカもおかしい・再び ー 株価暴落の中進む「過剰流動性の正常化」(またまた長文で恐縮です...)。

 一昨日(10/27)、「ドイツ」がおかしいⅡでDAX指数の変調を書いた途端に欧米で株価が急落。正直、展開の速さに驚いている。表向きは米大統領選やパンデミック拡大が売り要因となっているが、これはきっかけに過ぎない、というのが筆者の意見。金利相場の動向をつぶさに追うと見えてくるのは「過剰流動性の正常化」だ。これが本流だろう。流れは変わった。  まずはヨーロッパを見てみよう。DAXを含めヨーロッパ株は総崩れ。さすがにドイツ国債の金利も低下しているが、実はこれ「歓迎できない事態」