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グローバル&地方編

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世界各地や日本各地を眺めてみて経済面から考えた note。
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2021年9月の記事一覧

「大借金」の「ツケ」はどこに回るのか。ー ECBも「テーパリング開始」?

 「ジャクソンホール」後、落ち着いた展開の米国債に比べ予想外に大きな動きが出たのが欧州国…

損切丸
2年前
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「日経@30,000円維持」? ー 不可思議な日経平均株価>日経平均先物の逆転現象。

 9/8@11:20 日経平均株価 @30,056.50 ag. 日経平均先物 @29,870.-  株トレーダーや…

損切丸
2年前
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「中国」から聞こえてくる "足音" 。

 "8月中国生産者物価(PPI) 前年比+9.5% 予想+9.0% 前月+9.0% 2008年8月以来13年ぶり…

損切丸
2年前
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迫り来る「インフレ」。 ー 「減少するお金」の奪い合い?

 標題添付のグラフはFRBが金融政策決定において重視している「コアPCE価格指数」。迫り来る「…

損切丸
2年前
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国民が背負う「荷物」。

 「東証、バブル後最高値を一時突破」  日経平均は@36,000円を超え(9/14前場)株式市場は…

損切丸
2年前
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「中国」から聞こえてくる "足音" Ⅱ。ー「お金」は米国債へ「質への逃避」。

 何やら米株式市場の "腰付き" が怪しい。8月の米CPI(消費者物価指数)は年率で@+5.3%も…

損切丸
2年前
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「インフレ」に「ドルの燃料投下」はいつまで続くのか?

 やっと米株価が反発。ナスダックなどは6営業日ぶりというから、ウォール街関係者はほっと一息か。だが安心してばかりもいられない。主役は原油価格上昇に引っ張られたエネルギー関連株。つまり「インフレ銘柄」だ。  「インフレ」の証拠は続々と揃いつつある。米CPI(8月@+5.3%)に続き、イギリスの物価も年@+3.2%と急伸(7月@+2.0%)。BoE(Bank of England)は2022年には「利上げ」を開始する姿勢を見せ、英ポンドの金利市場は織込み始めた。*FRBより「先

気になる「ドル高」の行方。 ー 重視すべきは「金利」か「インフレ」か。

 今回は生意気にも(苦笑) "専門外" のFXについて考察を加えてみたい。もちろん元・専門の「…

損切丸
2年前
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続・迫り来る「インフレ」。 ー 2つの「お金」の価値基準。

 米株価と米国債市場の連関性に変化が生じ始めている。これまでは「シーソー」のように "株売…

損切丸
2年前
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「中国」から聞こえてくる "足音" 。 ー 9/20(敬老の日)速報 。

 日本は「シルバーウィーク」真っ盛り。観光客も出始めて明るい兆しも見えてきたが、「中国」…

損切丸
2年前
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「大借金」の「ツケ」はどこに回るのかⅡ。ー 「お金」は減っている。

 「大借金」の「ツケ」はどこに回るのか。↓ (9/1稿)の続編。  「勝者は ”優勢” と ”…

損切丸
2年前
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「株式投資」と「金利」の相関関係。

 「金利上昇が株式市場最大の敵」  過去の株価暴落のほとんどが「金利上昇」や中銀による「…

損切丸
2年前
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”2021年「基準地価」▼0.4%下落、2年連続マイナス” ー 不動産価格は本当に下が…

 <全国平均> ・商業地 ▼0.5%下落 ←(昨年)▼0.3% ・住宅地▼0.5%下落 ←(昨年…

損切丸
2年前
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おかしいのは株価ではない、金利だ!!第Ⅳ部 -「金利上昇」は次の局面に。

 米株価の急反発に少し "ガッカリ" (苦笑)した「損切丸」だが、まあNYダウは母数が大きくなっているので、±500~600ドル動いたところで変動率は@2%未満。それでも+500ドルは500ドルの儲けには違いないのだから、11月決算を控えるファンドにとっては追い風には違いない。  まあ「中国恒大」を筆頭とした中国の不良債権問題も他国に大きな影響はない、という判断も働いているのだろう。確かに日本の「バブル崩壊」で苦しんだのは日本だけ。欧米市場にはそれほど大きな影響はなかったし