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鬱ってつらいんだなってやっとわかった話


どうも、かあさんです。

私が鬱なわけではないのですが、とゆうか今精神科にも通ってないし鬱だったとしても自覚なしなのですが。

鬱がつらいって、感覚的にはわかるんですけど
実際うつ病の人と暮らしている経験とか、自分自身がうつ病になるか、深く学ぶかしないと、そりゃわからんのです。
これ、うつ病に限らずですが。

でね、私は鬱ではないんですよ、なんども言うようですが。

でも鬱一歩手前といわれる「適応障害」になったことがあるわけなんです。

知見のある方からすれば、鬱と適応障害は全く別物!とおしかりを頂戴しそうですが。

たしかに、鬱とはちがうんですよね。
適応障害は鬱同様、とっても落ち込むんです。気分が。特に悲しい出来事がなくても、日々気分が上がらない。

でも好きなことをしていれば、その時間はハッピーだし、適応障害のきっかけとなるストレスの原因から距離を置けば、嘘みたいに症状が改善されました。私の場合は。

この気分の落ち込みっていうのが、マーつらくてね。
もともと陽気で明るくてテンション高くて細かいことはあんまり気にしないタイプ(自他ともに認める)なので、よくわからんけどまったく楽しい気持ちになれない状態が、どうにもこうにもしんどい。

楽しいことだけをしてればいいんじゃない?となるんですが、楽しいことをするエネルギーが通常より枯渇しているので、やっと溜まった活力で楽しいことをして、また長ーい時間かけて活力を貯めて。みたいなことになるわけです。


お花を挟んで文章の一休み。


でね、
タイトルにもある通り、鬱ってつらいんだなって思ったのがね。

適応障害は、私は「強いストレスを受けてしまって、一時的に体も心も脳も狂ってしまう」体感だったわけです。
文章が理解できなかったり、ストレスの原因の人・もの・場所に近づけば近づくほど体がついていかなくて体調を崩しました(駅で嘔吐したりね)

でもね、近づかなければ吐かないの。
しばらくお休みしたら、またいつもどおりに働けるようになったし、育児も家事も料理もちゃんとできるようになりました。


鬱はね、
そうじゃないんだって。

自分の好きなものを見ても、聞いても、触れても、楽しい気持ちになれないそうなんです。ずーっと。

適応障害みたいに、その時だけは心が元気になってくる感覚にならないことの方が一般的なんですって。
ずーっとどうしたらいいかわからない、自分でもどうにもならない暗くて苦しくて先の見えないトンネルをなんとかゆっくり本当にゆっくり歩いている感覚なんだって。それがトンネルみたいに出口があればまだいいけど、洞窟かもしれないし、歩けずにずっと同じ場所にいることもあるし。

この鬱の症状の説明は私がお世話になったお医者様が話してくれたことなのですが。

適応障害と診断されたときに先生がとにかく私にしつこいくらいに言ってくれたのが

「とにかく今は休みなさい。」

何回も何回も言ってくれました。
子供を一人で育ててようが、貯金がなかろうが、仕事が休めなかろうが関係ないと。(正確にはちゃんとそこもわかってくれているんだけどね。)

今休まなかったら、トンネルか洞窟かに入ることになると。

子供をヤングケアラーにしてはいけないと。
(ヤングケアラーはまだ幼いうちから、親や身内の介護をしている子供のことです。)

本当にいいお医者様に出会えたなと、こればっかりは一生感謝です。

だからこそね、
鬱って本当につらいんだろうなって、ちゃんとわかりました。

正直わからなかったです、それまでは。
大変なんだろうなとか私にはわからないつらさがあるんだろうなとか口だけでは浅はかな考えで表面上の理解はできますが。
入りたくなかったのに、トンネルに入って(しかも洞窟かもしれなくて)、毎日毎分毎秒、そこにいる。
うつ病の人に「がんばれ」って言っちゃいけないんだよって聞いたことがあるんですが、本当にそれだなと。


さて、センシティブな内容になってしまいましたが!
心当たりが少しでもあるようなら休んでくださいね。無理せず。
私は人生の夏休み、今でも本当にとって良かったと思っています。

だから、
どうか無理せず休んでね。
たいていのことは ま じ で どうにかなるからね。

とゆうことで、
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
休んだら、急加速ではなくゆっくり安全に発進してくださいね。

かあさん

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