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手話通訳者の方に感謝!

どうも!私のオカンは聴覚障がい者なのですが、オカン自身が「なんか寂しくなるなぁ」という瞬間があります。

そのひとつが状況などが把握出来ないことです。

前の記事では参観日の話を記事にしましたが、やはりどんな流れでどんなことが起こってどんな結果になったといった内容の理解が追いつきにくいのです。

やはり会話などのやり取りが聞こえないのが大きな原因です。

ちなみにですが、私は結婚して子供もいます。

結婚が決まりオカンに報告しにいきました。

するとオカンから結婚式に関して要望が一つあると言われました。

それは、「息子の結婚式をしっかり楽しみたいので、手話通訳が出来る人を司会にするか、横につけるかしてほしい」ということでした。

式の司会者を手話通訳が出来る人か横に手話通訳者の人をたてて、進行や内容を理解したいといったことでした。

私は早速、式場に問い合わせました。すると式場サイドは「あまりそういった要望は今まで無かったので頑張ってみます」といった返答でした。

万が一のために自分でも調べておきましたが、式場の方々の努力のおかげで無事に手話通訳の出来る司会者を手配してもらうことができました。

お陰様で私たちにもオカンにも記憶に残る素敵な結婚式にすることができました。

式が終わり改めて司会者の方にお礼を言いに行きました。すると、「こちらこそ楽しませていただきました。ありがとうございます。」と予想外の返事をいただきました。

というのも、その人だけかもしれませんがこういったおめでたい席で手話通訳をする機会がなかなか無かったそうです。

しかも、自分で言うと自慢になりますが友達や知り合いのおかげで、かなり面白く楽しい結婚式だったのです。

それもあり、司会者の人も楽しんでいただけることができたそうです。

それを聞いて私自身も凄く嬉しい気持ちになりました。

私の場合は成功例なのですが、もしかするとそういった要望がかなわなかった人もいるのではないかも?と思いました。

というのも式場であまり前例が無かったということです。まだまだ、障がいのある方に寄り添った対応は後手にまわっているのではないかなぁと感じたからです。

もちろん障がいのある方が少数派になるので、どうしても前例が少なくなるのは仕方がないかなぁとも思います。

ただ、「もしかして」といった先回りを想定してサービス提供していただけることが、障がい有る無し関係なく多くの人がハッピーに繋がるのことだと実感しました。

少しの先回りの工夫が障がいを不自由を埋めることができる!そんな話です。

数ある中から最後までご覧いただき、ありがとうございます!


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