④12月上旬。恥ずかしすぎる話ですが、父が逮捕されてしまいました。。。

もう…本当に、情けなさ過ぎて…、ここに書いていいものか、すごく迷いましたが、この頃のきつかった自分の状況を書き残すためにも少しだけ。。。
 
現在父は車で1時間ほどの場所で一人暮らしをしています。
（父と母は離婚しています）
父にはこれまで、これでもか、という程、嫌な思いをさせられてきました。
その原因は、いつも「お金」でした。
「〇〇でいくら必要だけど、どうしても足りない。〇〇万円貸してほしい。〇月には返すから」と。
 
いつも違う理由でしたが、そこ以外はまるで定型文。
わたしに言えばなんとかしてくれるだろうという、わたしに対する父の甘え。
父は、それを聞かされることで、相手がどれだけ嫌な思いをするのか、
そんなことはお構いなしなのです。
それどころか、親が困っていたら手助けするのが子の役目。子どもの中で、できる者がやればいい。と、どこか当然と考えている部分もありました。
もちろんそうなのですが、父の場合は普通の親とは違うのです。
 
わたしには兄弟がいますが、生活が安定しているのは私だけ。
（兄弟といっても実は腹違い…）
ただ、わたしが安定しているように見えるのは、すべて主人のおかげです。
主人が、嫌な仕事を文句も言わず、辞めずに、行き続けてくれているからこそです。
わたしが差し出すお金はそんな主人がいるうえに成り立っている、我が家のお金です。
そんなことが、父には理解できないのです。
 
といいつつ、これまで、言われればほっとけずに、なんとかしてきた私がいたのです。
言われれば、文句を言いながらも、お金を調達してきました。
そんな自分も悪い。
だからいつまでも父が言ってくる。
 
 
断ち切れない悪縁のようでした。
 
 
父が逮捕された…と兄弟から知らされたのは、
母のことも自分の病気のこともあり、「いい加減にして」と突き放してから数か月後のことでした。
 
スーパーで万引きをしたそうです。
 
もう…、体中の力が抜けてしまいました。
なにしてんの…情けない…こんな時に…いい歳してひとさまに迷惑かけて…
と怒りの感情と、
 
「あぁ、孤独やったんやな…」とも思いました。
 
孤独と貧困。
 
そんな中、やってはいけないことをやってしまった。
 
 
さまざまな感情が入り乱れるなか、
いまは母のことが最大に重要なことでしたので、父のことは兄弟に任せ、わたしはノータッチでいることにしました。
そうしなければ、自分の理性を保つことができないと思った。
 
なのですが、兄弟から、「〇〇のために○○万円のお金が必要らしい…」というお金の相談を受けなければいけませんでした。
情けないことに貯蓄ができている状況の者はいませんでしたので、
わたしが、娘の大学費用のために貯めていたわずかなお金から、必ず次の学費の支払いまでには返してもらうことを約束してもらって、工面するしかありませんでした。
 
ほんとに最悪。
 
さらに最悪なのは、そのあとも、さまざまな理由がでてきて、総額30万円ほどは工面することになり、結果、学費の支払いまでに返してもらうことはできませんでした。
 
 
 
ほんっとに最悪でした。
 
 
さまざまなことを抱えきれなくなり、メンタルクリニックで相談した結果、2回目の休職に入ることになりました。