情報をキャッチする力
情報を得ようとすると、今は無料でいくらでも手に入る時代です。
ゲームやスポーツなど自分が興味関心ある分野であれば、誰でも最新情報をいち早くキャッチしたい!という気持ちになりますよね。
コアな情報を発信している人をフォローしたり、業界ニュースをチェックしたり・・・。
でも、就職や転職、これからの自身のキャリア(仕事人生)において必要な情報をキャッチできている人は、少数派です。
半径5メートルの情報
10月は大学生のキャリアカウンセリングをしていますが、半径5メートルの世界で過ごしていて、その外側にある情報をキャッチする機会があまりないんですよね。
・先輩が良いと言っていたから
・親から勧められたから
・友達に誘われて
・先生が詳しく教えてくれたから
・有名だから
周りからの誘いは悪いことではないのですが、周りが良いと思うことが、本人にも合っている、とは限らないですよね。
実際、大学新卒者が早期離職した方の理由の中に、「入った理由を間違えた」と言われる方がいます。
入った理由を間違えるとリアリティショックが大きい
口コミサイトのように、評価の良いお店に行っても満足できない人がいるように、仕事選びも周りから良い評価を得ているから、きっと自分に合う良い企業だという思い込みをすることは採用後リアリティショックが大きいのです。
もっと早くにインターンシップの意味・活用の仕方を知っていれば
もっと早くしっかり教えてくれていれば
周りの評価云々ではない、自分の目で見て体験して納得した企業選択をしていくことができたのに・・・。
そのような後悔があるんですよね。
実際、大学生のキャリアカウンセリングをしていると、企業との認識の差は大きいな、と感じています。
・インターンシップの意味・活用の仕方を知らない
・企業と学生、企業と大学側の採用認識のギャップがある
これらの認識の差を埋めていくには、半径5メートルから超えた先の情報をしっかりキャッチすることです。
学生なので、学校から受動的に情報は強制的に入る部分もあります。
でもそれだけでは足りなくて、学生本人が自分にとって必要な最適な情報をキャッチする力は必要です。
数多くある情報から自分に有益な情報をキャッチできる能力
それは今まで受け身で何でも与えられてきた学生から、能動的に動くことが求められる社会人になるための養う力の最初の手段とも言えます。
教えてくれなかったから、ではなく、本人がその情報をキャッチできているかどうかが問題であり、私は情報をキャッチすることも一つの能力・スキルだと思っています。
大学生を例に出していますが、社会人になっても同様です。
あなたは半径5メートルの世界の情報だけで満足していませんか?
あなたが満足できるキャリア(仕事人生)を築く上で、必要な情報をきちんとキャッチできる環境をつくれていますか?
半径5メートルの活動フィールドから超えた先の情報を、自分でキャッチしていくことで、あなたの目で見て体感することでより良い方向性を見つけていくことができますよ。
就職・結婚・出産・転職・異動など人生の過渡期や分岐点だけではなく、いつでも納得感ある仕事人生(キャリア)を育むために、働く気持ちを整えるためのあなたのキャリアパートナー フォロー/スキを頂けると全力で喜びます!!