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#012 急かす人

まだ余裕があるから後でやろう…そう思っていたら怒られて急かされたー。そのような経験はありませんか?

それは時間の使い方、時間に関する価値観の違いからくるものです。


コップの水はまだある?もうない?

グラスに半分の水が入っています。あなたは、それを見てどのように思いますか?

☑もう半分しかない

☑まだ半分ある

☑気づかないうちに半分になってしまっていた


人は、何かを見たときにどのように思うかー。

それは個人によって異なります。

それは、それまで育ってきた環境、学び、教育、友達関係、家族関係など様々な周りの影響を得て、その思い「考え」が形成されていきます。


「もう半分しかない」という方は、焦りや不安を感じ、残りの水をとても貴重に大事にしていきます。

「まだ半分ある」という方は、時間の余裕やゆとりを感じ、残りの水を味わうことを大事にしていきます。

「気づかないうちに半分になってしまっていた」という方は、どうして半分になってしまったのか、今までの自分の行動を振り返ります。また気づかないうちに失くしてしまったことへの喪失感を持つこともあります。

この水が時間だとすれば?

「まだ半分ある」という時間の余裕やゆとりを感じている人からすると、「もう半分しかない」という切迫感や緊張感が、「どうして?」と感じることがあるかもしれませんね。


急かす人は時間を大事にしている人

急かす人の特徴は、

感情を刺激して、目的に向かわせる意識をつけることができる人です。

緊張感を与え、スピード良く働きかける人です。

意欲を掻き立て、スケジュール重視で動けていける人です。


他には、

細かいことを気にして、休みなく動き回ります。

やることが多くてじっとしていられない人もいます。

とにかくあくせく動き回り、周りを気遣います。


誰よりも時間を濃密に使う人であり、急かす人は周りにも同じく時間を濃密に使って欲しいと願っています。

だから、ゆったりしている人、余裕がある人をみると急かしてしまうんでしょうね。

でもその考え、

その行動は、

相手への思いやり

相手への気遣い

相手へのお世話好き

な部分であり、人によってはその度合いが「し過ぎる」部分があり拒否感を示されてしまうのかもしれませんね。


俯瞰して考えてみよう

急かされて拒否感を感じてしまう

急かして相手がイヤな態度をしてくる

そのようなあなたの感覚と相手の感覚が異なる、違和感を感じるときには、一度「自分のこと、相手のことを俯瞰して考えてみる」といいですよ。

どうして私は急かしてしまうのか

どうしてあの人はイヤな顔をするのか

どうして私の言動に拒否感を感じてしまうのか

私が、あの人が共に気持ち良くできる状態はどのようなことなのか

先ほどの「コップに水が半分ある」ことに対しても考え・意見の相違があるように、自分の枠組み(フレーム)に当てはめて何でも相手に要求すると、拒否感や否定感が出てくることがあります。

それは、あなたにも考え・行動をする際に自分自身の枠組み(フレーム)があるように、相手にも相手なりの枠組み(フレーム)があるからです。

俯瞰して考えるということは、あなた自身の枠組み(フレーム)を一旦はずしてみて、違う見え方がないか、違う捉え方がないか、を探していくことです。

そうすることで、相手の考え・意見の本音・気持ちがわかるようになりますよ。


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