マーケティングの歴史
いきなり質問ですが、
流行が早いのってファッションだけやと思ってますか?
答えは、NOです。
マーケティングにも流行があり、そのスピードはファッションぐらい早いです。
なので、今あっていると思っている、
マーケティング手法のほとんどが時代遅れのマーケティングです。
時代遅れの服が売れないのと一緒で、時代遅れのマーケティングは無意味です。
そこで今回はマーケティングの歴史から入り、現代におけるマーケティングが
どのようなものか。を書きます。
それでは。あ、れっつらご〜
時代は、
1900年代に遡ります。
1990年〜1960年代までは、
「製品中心」のマーケティングです。
技術発展により、大量生産、大量消費の時代です。
なので物を作れば売れる時代。 最高ですね。
ここで価格勝負の時代が始まりました。
他社よりも価格を下げれば、売れると考えたからです。
しかし、ある日、ある人が気付きます。
価格を下げても販売個数は変わらないんじゃないか。と。
ということは、製品と価格だけを考えていてはだめだな。と。
この時に、4Pという考え方が生まれました。 エッチですね。
P:product 「製品」 @なにを
P:price 「価格」 @いくらで
P:place 「流通」 @どこで
P:promotion 「どのように」@どうやって
何をいくらでどこでどのように売るのかの考え方です。
どこでどのようにというのが➕で考えられたんですね。
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時代は次に進みます→→→
技術発展➡️ 大量生産、大量消費 ➡️ 差別化がないと価格勝負になる。
1970年代〜1990年代。
「消費者思考」のマーケティングにかわる。
先ほどの大量生産の中で冷蔵庫をあげて考えます。
冷蔵庫で言えば、性能は単に、「冷えればいい。」であった。
ただ、冷蔵庫を使う人には用途が分かれます。
冷凍だけ使うのか、家庭で使うのか、業務用なのか。
ここで初めて誰にというターゲットの概念がうまれた。
ここで、でてきたのがSPT分析。
S:セグメント⇨市場をニーズに分ける。
T:ターゲット⇨ニーズを分けたら人を分ける。
P:ポジショニング⇨自分の商品の専門性。
美容院を例に出します。
まず、セグメント
髪を切る?染める?トリートメント?パーマ?
次に、ターゲット
年齢は?職業は?性別は?職業は?
最後に、ポジショニング
何に専門性をおいて、価格をどうするのか。どこで勝負するのか?
という分析ですね。
ここである問題が出てきます。
それが、インターネットの普及です。
インターネットの普及により、消費者が自由に情報を取得することができるようになり、消費者の観点が、大きく変わります。
それが、1990年代〜2000年代。
「価値主導」のマーケティングにかわる。
製品の質は当たり前。
製品のビジョンは? 環境、社会にどんな価値があるのか?
という観点で見られるようになります。
つまり、物の差別化→「印象」の差別化になりました。
ここで、3Iが生まれる。
ブランド IMAGE ⇨ 印象
ブランド IDENTITY ⇨ 素性
ブランド INETGRITY ⇨ 誠実さ
例えば、トヨタだと、エコカーを出したりとかですね。
よく聞く、ブランディングというワードができたのはここですね。
疲れましたね。
頑張ります。
では、ここから一番最近の2010年〜です。
これが、
「自己実現」のマーケティングです。
これは、企業のブランディングがさらに大事になったことを表しています。
どーゆうことか?
それは、顧客は商品の得た先の価値に重点を置いているということです。
例えば、同じパソコンでもWindowsよりもMacを選びたがる人は
Macをカフェでいじっている自分がイけてるというのを想像してます。
イメージつきやすいですか?
そして、ここで5Aという考え方が生まれます。
Aware ⇨ 認知
Appeal ⇨識別、記憶
Ask ⇨ 調査
Act ⇨行動
Advocate ⇨推奨
これを一言で言うと、
「お客様が広告になる時代になった。」わけです。
つまり、商品を購入してから、シェアするところまでを考えて戦略を打つことが肝になるわけです。
例えば、
展示会などで撮影ブースがあるのは、インスタで拡散してもらうためです。
インスタ映えの飲食店が増えた理由もここです。
これが1990年代から、今に至までのマーケティングの歴史です。
そしてここからは、2020年以降のマーケティングについて書きます。
これを知っている人は確実に次の時代で勝てます。
逆に知っていないと、取り残されて終わりです。
2020年以降のマーケティングを知りたい方は続きへどうぞ。
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