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五月蝿いとサボテンの見合い

暇つぶしに書いた机の中の見出しを
西のサボテンが顎めき出す。
立派な柱は凛としていてしかめっ面で私の方角を
東に飛ばして下さいと音を立てている。
砂漠の宝石をきめ細やかに抱いて
育った環境や音色の弾みで自分の在り処を証明している。
照らされた過去を棚に直してうちわで顔を仰ぐ。
染み渡った酸素を充分に吸い込み
見出しの無い私の足りてないストレスを
加工して怒りへとすぐさま変える。
呟いた囮に誰かから攻撃され尊さとかが
失われていく。
机の中はまだ何も無い。
何も無い自身が動いた時に大切さを知って
憎しみを大都会のビルへと変える。
アンバランスなラメを踏み込んだ仕草の私に
襲いかかる。
ラメのコートを着た乙女おじさんが滲み出る汗を
ラメのタオルで吹いた文字数から和歌山まで大阪まで
怒鳴りちらす。
ミシンで作る服は完成されず新潟まで届く頃には
髪の毛が正々堂々と濡れる。
濡れた後輪っかの檻から寂しそうに
抜け出しそうになる。
空回りした気分で5月に別れた子供の記憶を
pcに繋げてワイヤード的な世界の入り口付近に辿り着く。
理由もなく選んだ荷物に携帯を入れてわがままな
方言を察して飛沫を揚げる。
行けないよ行けないよ。
馴染みのラメのタオルで訪れを探す。
貴方に出来ない事だから
貴方には出来ない事だから。
捌いた魚。ブロック化した弁論で貴方を攻撃する。
もう嫌だ。
言語化したくてもしたてない夜の晩餐。
月が踊りだし太陽と育む理由を探して
一人で未だに空を見上げている。
文字化けした看板の錆を持ち上げて
タオルで拭き塗る。
薄い眼鏡をかけた才能ある男がベビーベットで寝ていて
青春の光と共に砂漠に迷い込む。
起きない起こさない写真、家、顔と
五月蝿い貴方の音に匂い。
黒旗を挙げた赤の妖精。
背景を頼りにして浮気している。
負けているのに勝っているような表情をしている。
指の先は旗の印がある。
楽をした結果がこれなら私は仕方がないんだ。
ドレスを身に纏い哺乳瓶を咥えると
思ったよりも靴が似合い上履きを倉庫にしまう。
黒い髪をした肉体に励ました苦労を元に
旅立ちの合図を送る。
98歳のおばあちゃんの鼻に
5日洗っていない全身の息を吹き込む
熱烈アプローチから出会った
二人は放課後のサービスまで使うようになった。
曲がった赤いズボン。
糸を隠す為水を一気に飲む。
長靴の刺繍が入ったコートはレシートの
羅列した文章におねだりする。
伝えた跡は叶いもしない。
コンプレックスを抱えた悪魔の取引は
永遠とコンタクトレンズをつける事だった。
夏みかんを味わった女体の羊は仮の抑えられた
反動に対して嘘をつかない。
写真の裏側から貴方がやって来る。
貴方がやって来る。
似たような顔の貴方は。
暗さは時計の針と保たれる。
長い時間と短い時間が交差して
リメイクされた自然に動く時計が暴れだす。
3時のおやつにナッツに繋げて
糸の先を電動の雨で梅雨を起こす。
ノートに書いた文字の一覧が伝統掲示板に
一生残る再び。
使用したマスクを捨てて果の先まで
雫の水滴を伸ばして考えて脳をこねくり回す。
凄い人になれば注目の的になるのも分かっている。
私の場合そうするしかないと毎日
ベットの上で考えている。
白い3本の線が入っている服を着ている
私が思ったのはこれまた不思議な参考にならない
ピアスとハードルを一飛。
ないない。
これは無い無い。
味方も居なかった為に私は
行動に起こせずにいた。

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