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フリーランス生活で学んだ「自宅で集中して仕事するための3つのコツ」

こんにちは!フリーランスライターの岡本です。

最近は社会情勢の影響もあり、リモートワークに移行する方も少しずつ増えているのではないかと思います。そんななか、いつもとは異なる環境での仕事に戸惑いを感じている方もいるかもしれません。

実際、リモートワークに移行した友人と話していると、

「自宅だと集中できない」
「なかなか仕事を予定通りに進められなくて、自分が嫌になってきてしまった」

といった言葉をよく聞きます。

私は1年前からフリーランスのライターとして生活しています。オフィスがなく自宅で作業する機会が必然的に多かったため、最初のうちはなかなか集中できず

「気づいたらゲームをしていた」
「気づいたら寝ていた」
「気づいたらNetflix見ていた」

といった状態が頻発していました(笑)

それでも1年間の試行錯誤を経て、自宅で少しずつ集中して目の前の仕事に取り組めるようになりつつあります。

そこで今日は、これまでのフリーランス生活の中で気づいた「自宅で集中して仕事をするコツ」を書いてみたいと思います。

自宅作業で集中するためのコツは3つ

振り返ってみると、自宅作業で集中するためのコツは以下の3つにまとめられるような気がしています。

1.体を「仕事モード」に変えるルーティンをつくる

2.適度に他者の目を入れる

3.自分の集中度合を適切に把握する

それぞれ具体例を交えて説明してみたいと思います。

1.体を「仕事モード」に変えるルーティンをつくる

自宅作業だと「出勤」の概念がないため、仕事の始まりが曖昧になってしまいがちです。

起きたらパジャマのままパソコンを開いて、なんとなく仕事が始まっている

という方も多いのではないでしょうか。

しかし、仕事の始まりが曖昧だとオンとオフの切り替えがしづらく、結果として「長時間働くのが当たり前になっていた」「なかなか気持ちが仕事モードに切り替わらず集中できない」といった状態に陥りがちなんですよね。

そこで最近私は、仕事をはじめる前に以下のような「モーニング儀式」を行うようにしています。

・朝は大体8時くらいに起きる(起床時間をできるだけ固定)
・起きたらベランダに出て、太陽の光を5分ほど浴びつつ体操
・朝ごはんを食べる
・家から出なくても着替える
・1日のタスクを整理する
・大体9時半〜10時を目安に机に座り仕事を開始する

毎日同じようなルーティンを繰り返していると、仕事をはじめる時間には自然と「よしやるぞ!」と「仕事モード」に気持ちが切り替わっています。

リモートワークを日頃からしている人たちに聞いてみたところ、他にはこんなモーニング儀式があるそう。

・自宅作業でも朝しっかりと化粧をする
・家の中でもあえてかっちりした服に着替える
・自宅の中に仕事部屋を作り、時間になったらその部屋に「出勤」する
・仕事を行う用の机と椅子を普段使いとは別に用意して、仕事の時はそこを使う

「集中するぞ」と心に決めているだけではできないのが人間。だからこそ、自分にあった「モーニング儀式」を通して、体が集中できる状態になるよう物理的にアプローチするのは、とても重要だなと感じています。

2.適度に他者の目を入れる

2つ目は「適度に他者の目を入れる」ことです。

オフィスだと人目があるので、自然と体が集中モードに入りやすい環境があります。しかし、自宅作業だと人の目がないので、なかなか集中モードに入りづらいんですよね。私はフリーランスになったばかりの頃うまく集中力のコントロールができず「15時くらいまでだらだら過ごして、夕方から深夜遅くまで仕事をする」ことも多々ありました(笑)。

そこで、そういった状況に陥らずに目の前のタスクに集中するために、以下のような工夫を行ないはじめました。

まずは朝一番で、今日のタスクを一緒に仕事をするメンバーに「宣言」すること。

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こうすると1日のタスクが整理できるだけでなく、「なんとなく宣言してしまった手前やらなくては…」という気持ちになるので、適度なプレッシャーがかかるんですよね。

とはいえ、朝に一度宣言するだけでは徐々に集中力が切れてしまうことも。そこで、この宣言通りに仕事を進めるためにもう一つ工夫を行なっていました。

それは「タスクが一つ終わるたびに仲間に報告する」ことです。

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タスクが一つ終わるたびに「終了しました」と報告

報告するたびに仲間が「えらい!」「天才なの!?」などと反応してくれるので、いい気分になり(笑)、仕事を予定通りに進めやすくなるんですよね。

最近は逐一報告しなくても自分でスケジュール通りに仕事を進めることができるようになったのでこの取り組みは終了したのですが、自宅で仕事を進める習慣づくりができるまで仲間の力を借りるのは有効だなと感じました。

3.自分の集中度合を適切に把握する

最後は「自分の集中力リソースを適切に把握する」です。

オフィスにいると同僚と雑談が生まれたり、MTGが合間に入ったりと自然と気分転換をする機会が生まれます。

しかし、自宅作業だと基本的には一人で黙々と仕事をすることに。ここで集中力が切れていることを自覚しないまま仕事をやり続けると結果として効率は下がってしまがちです。

そこで私は「集中力が切れているかどうか」を客観的に判断できるよう、自分の状態をよく観察するようにしています。

例えば、以下のような行動がみられたら「集中力切れ」のサイン。

・Twitterを開く回数が増えている
・文字が思うように頭に入ってこない
・開始時よりも、作業スピードが落ちている
・眠気がある

これを自覚した瞬間に、すぐに気分転換をするようにしています。

15分ほど寝るもよし、散歩にいくもよし、お菓子食べるもよし、Netflixでテラスハウス見るもよし。

15分〜30分くらいでできる自分なりの「気分転換術」を持っておけると便利です。

ちなみに最近は、集中力が切れたメンバーと一緒に、オンラインでできるミニゲームをやったり、discordを繋いで一緒にラジオ体操をしたりと、他の人と一緒に息抜きをすることも。

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オンラインで友達と一緒にイラストしりとり

リモートワークになると一緒に働く仲間とのコミュニケーション量も必然的に少なくなりがちなので、オンラインで一緒に息抜きをしつつコミュニケーション機会を持つのもいいなと感じています。

「集中できないのはなぜか」を考えるのは楽しい

ここまで「自宅作業で集中するコツ」を書いてきました。

しかし、偉そうに書いたものの私自身も守れている時ばかりではなく「今日は集中できなくてスケジュール通りに進まない…」なんてこともしばしば。

でも、そこで落ち込みすぎるのではなく「集中できないのはなんでなんだろう」「そこから抜け出すために何が工夫できそうかな」と考えると、意外と色々工夫できることがあるんだなと感じています。

「集中できない自分」を客観的に観察して、ちょっとずつ改善していくのは意外と楽しいもの。ぜひ皆さんの「集中術」も教えてもらえたら嬉しいです。



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