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映画「痛くない死に方」を観た

在宅で看取るということは大変なことだ。相当の覚悟が必要。本人も家族も。
排便、排尿など汚いところも見せなきゃいけないし。
何かあったら救急車を呼びたくなるのも分かる。でも、救急車を呼んだら、管だらけにされて無理な延命治療をさせられる。映画の中の在宅医は自然な死に向かえるように救急車を呼ぶなと言う。
この映画を見ていたらあのとき私は病院に連れて行ったのだろうか。
頑張ってトイレには行っていた父。水も飲めなくても、シモの世話はさせたくない思いで頑張って歩いて行っていた。
それを病院に連れて行き、結果オムツにさせて、意識を朦朧とさせてしまった。
ガンと分かったとき、父の意思を聞くべきだった。治ると信じていたから聞けなかった。

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