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SESエンジニア(SESを選択肢として検討しているエンジニア)が必ず理解しておいたほうが良いのに、知らない人が多い話。

こんにちは!!!株式会社ルートゼロの岡本です😊

ルートゼロでは日々、採用担当と営業責任者としてSESに向き合っておりまして、求職者の方と話しをしている中で、SES企業での就業経験がある方や、SESを選択肢に入れながら就職活動をしている方でも、理解している方が少なく、なのにめちゃくちゃ大事なポイントで、
よくカジュアル面談の時などで話したりすることを、今回は記事にしたいと思います!!!

転職活動時の会社選びや
自身のキャリアを考える際(転職しようかな~、、ってとき)にいくつかある自分の希望は両立できるものなのか、どちらかを取ればどちらかが取りづらくなるのか、、などの判断ができるようになるポイントだと思っております👍


SESの会社で検討しているエンジニアが理解したほうがいいこと。


クライアント(現場/客先)の意向を優先するSESなのか
◆エンジニアの意向を優先するSESなのか

SES企業というところは同じでも、この違いだけで全くもってメリットデメリットが違う。


ちなみにクライアント(現場/客先)の意向を優先するSES企業がエンジニアをどうでもいいと思っているわけでもないし
エンジニアの意向を優先するSES企業がクライアントに適当に接しているというわけではないです。
大前提、クライアントとエンジニアの両者の希望がマッチするのがベストなのはもちろんで、それが成立しずらいとき、両者の希望が合わないときにどういった判断、決断をするのかという内容になります。

敵意むきだしで、”エンジニアの意向を優先するだと、、??現場で適当にするエンジニアなんてクソだろがー”ってクソ野郎何か穴をついてやろうとバイキルトかけて攻撃する気まんまんでみるのはやめてくださいね😊


さて、それではクライアント(現場/客先)の意向を優先するSES企業とエンジニアの意向を優先するSES企業の違いはなんなのかを簡単にまとめてみますね。

まず、クライアントの意向を優先するSES企業は、ざっと下記のような傾向があります。


◆会社概要などに主要取引先(取引実績企業とは意味は違う)がのっている
◆主要取引先企業から1次請けで仕事を請けている
◆大型なチーム体制を積極的に組んでいる
◆『SES企業だけどウチの社員が10名~20名いるところに入ってもらうので安心』って謳っていたりする
◆SES企業だけど現場のチーム体制や増員などへの影響力があったりする(提案が通りやすい)
◆主要取引先で欠員や炎上があれば、エンジニアの意向関係なく移動させられることがある
◆エンジニアが案件変更したくても主要取引先がNOと言えば当然抜けれない(契約切られちゃうから?)
◆主要取引先以外の経験は積みづらく、エンジニアが案件選択しずらい
◆チーム全員まとめて単価が設定されていることが多いので、単価が開示されることも少なく、給与査定に単価が考慮されることも少ない


エンジニアの意向を優先するSES企業は、ほとんどが逆になる感じですが、傾向を記載します。

◆主要取引先をつくりづらい(エンジニアの意向をもとに案件をさがすため、同じクライアントに5名、10名と提案することがあまりない)
◆チーム体制での参画が少なくなりがち
◆なので1次請けで仕事を請けることが少ない
◆エンジニアの希望をヒアリングし、それに合わせて営業チームが案件を探す
◆なので、業務内容や単価にこだわれる(希望ではないものを断っても別の選択肢があるため)
◆一人ひとりに対して単価が提示されるため、単価を開示している会社がある(まだまだ多くはないかもしれないが)
◆単価が給与査定と連動されている。(そういう会社が増えつつある)
◆横のつながりをつくりづらくなるが、自身の経験や身につけたいスキルなどが外的要因(上のポジションが詰まっている。会社が自分のやりたい仕事を取ってきてくれない、、など)に左右されにくくなる


といったところでしょうか

SES企業で働くから絶対に様々な経験ができる、選択肢がめちゃくちゃあるってわけでもないですし、
1次請けの案件じゃないから、、、1人で客先にいくから、、、ブラック!ってわけでもないです

チーム体制などの話にしても、私が仮にルートゼロのエンジニアで、案件を探すってなった際にAとBの2つの案件があって、(ありえないですが)全く同じ業務内容、勤務地や働く環境も同じでAにはルートゼロの社員がいて、Bにはルートゼロの社員がいない。こんな2択だったら当然、相談しやすいだろうし、働きやすそうなイメージができるので、ほとんどの人は『A』にいきたくなると思います。

1人で現場いくより、チームで現場いくほうが良い!!
2次請けより1次請けのほうが良い!!

SESを理解していない人は1つの項目だけの話で良い悪いを語りがちですがそんなわけなくて。
1次請けと2次請けそれぞれのメリット、チーム体制と1人で客先にいくことにもそれぞれメリットがあり、それぞれデメリットもあります。
良いところだけ確認して入社しても、それ以外の希望が実現せずに入ってから後悔することもあるよって話です。

余談ですが、5次請けと2次請けなら、絶対に2次請けのほうがいいです💦


ここからは私の勝手な解釈の話になります✨

クライアント(現場/客先)の意向を優先するSES企業への就職を検討しているのであれば、その企業にどんな主要取引先があるのかを見ましょう!

その企業に入社すれば、主要取引先の案件に参画することがほとんどだからです!あとはそのSES会社のエンジニアの方に会えるならめちゃくちゃいいですね!その方々が退職しない限り、一緒に働く人たちになるからです。

エンジニアの意向を優先するSES企業への就職を検討しているのであれば、営業チームの雰囲気やコミュニケーションが取りやすい社風なのかどうかなどを見てほしいと思います。
現場で問題が起きた時の相談、現場を変えるタイミング、次の案件にいくためにどんな経験/学習をしていくべきか、などを担当営業と話しながらキャリアアップしていくためです。


ルートゼロはエンジニアの意向を優先するSES企業であり、80名ほどいるエンジニアの65名くらいが1人で客先にいっていますが、離職率は10%ほどですし、しっかりとキャリアアップしていっております👌

SES企業というところだけで一括りにせずに、この記事の内容を理解して”クライアントの意向を優先するSES”なのか”エンジニアの意向を優先するSES”なのかを理解してから説明会やカジュアル面談を受けるだけで、かなり理解度があがったり、より具体的な質問や深い質問ができたりするのではないでしょうか!!


是非、参考にしてみてください👌😊👌


最後に…


ルートゼロは「IT業界・SES業界の悪循環をゼロに。」そのために、本気で取り組んでいる会社です。

「SESは闇が深い」
「SESはやめとけ」
「SESはブラック」


ネットで検索すると、SES業界はそんなネガティブな声が多いのが事実。
業界を変えようと考えている当社のことも知ってほしい。
SESの会社が、すべて闇深いとは思わないでほしい。

そんなオモイを持ち、今後もnoteやTwitterでSES業界についての発信をしていきたいと思います😁

株式会社ルートゼロを気になっていただいた方はコチラ👇
https://route-zero.com/recruit/


余談

クライアント(現場/客先)の意向を優先するSESのメリットもクライアント(現場/客先)の意向を優先するSESのメリットも両立している組織にしようとしているのが、受託もSESもやっている会社なんだろうなって思ったりもしますが、
そもそもそうなると評価基準や給与査定方法を別にしないといけなくなるし、社員や求職者目線を考えると別の会社で行うほうが理解しやすく、いいのかもしれないよなーーーって思いながら日々、社員のやりたいことを実現するための課題感と向き合ってます👍

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