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自ら、そして全体のフェーズの移行①‐心が折れる出来事が問いかける


 昨日、度重なることがつづき心が折れる出来事があった。

 大切な富田という地やマイノリティの地や人が長い年月をかけて培ってきたストーリーを途絶えさせないように・・・

 新型コロナ禍で社会的不利を抱える人に一層の不利がかかる中で支援を広げる決断をし実践を重ねる中で市域をはじめとしたネットワークが生まれ、ネットワークに参画する人たちを通して支える数多くの人たちをこれからも微力ながらも事務局として支えられるように・・・

 組織基盤の強化を通してこの近年、せっかく集ってきてくれた人たちを切ってしまわないように・・・

 そう深く願いながらこの間は、法人として設立から3度目の危機を迎える中で、危機を引き受けることで怒涛の業務と並行して相当エネルギーを使うゼロから1を生み出す作業、次の方向性の画を助成金申請書の作成を通じて重ねてきた。
 早朝からの作業を休みなく続ける中、限界点を超えようとする中で、心が折れそうな出来事が度重なり、完全に心が折れてしまった。

 心が折れ立つ力が失われそうになる中、この感情が今年の旅での“あるシーン”と重なり、そのシーンがこの出来事さえも必然のものだと気づかせ、はるかはるか先にある針の穴のような光を見せてくれた。そして、目をつぶると多くの人たちの存在を感じることができた、そのことで辛うじて立つことができた。

 こうした限界点をむかえるときは“これまでの生き方やスタイル”自体も限界を迎えていて変えていく必要を問われていることが多い。この方法は法人初期のころでは通用したがもう組織も抱える人も支える人も広がった今、限界にきている。

 いま、自分が倒れれば、もしくはいなくなれば大半が動かなくなり数多くの人たちに迷惑がかかる、そのスタイルはもはや限界にきていて、変容を遂げないといけないタイミングに来ていた。

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