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『THE FIRST SLAM DUNK』【備忘録的映画レビュー#001】

画像引用:https://slamdunk-movie.jp/

説明不要の超名作漫画『SLAM DUNK』の映画『THE FIRST SLAM DUNK』を友人と観に行ってきたのでレビュー。
ちなみに当方30代。土曜の19時からはセーラームーン、19時30分からはスラムダンクとテレビに噛り付いていました。

評価:★★★★★

あらすじ

全体的なあらすじはもはや不要と思う。笑
もうネタバレはOKかと思うので山王戦です。

感想

構成

予告で桜木が坊主だったから綾南戦以降・・・山王戦なら2時間じゃ足りない・・・まさか豊玉!?ラン&ガンやボボォン板倉が劇場で見れる!?なんてしょうもない予想をしていたが、山王戦でした。笑

上に書いた様に2時間じゃ足らんでしょう・・と不安な気持ちがあったけど、まさかこういう感じにして2時間に収めるとは!!
小さいころは夢中になってたアニメも今観るとコートでか過ぎじゃね!?とか引き伸ばしがヒドい!!とか粗があった面がほんとに無くなって、とてもスピーディーなバスケの試合をそのまま観戦していた感じだった。
実際バスケは40分だからそんなに長くないんだよなぁ・・

結果としてはとてもうまく2時間にまとめ上げたと感じている。

ストーリー・展開

まぁストーリー自体はもうわかりきってるけど、一人ひとりの背景を丁寧に描写した漫画とは違って、メインキャラにスポットを当てつつ、ほかのメンバーは補完程度。山王戦をまた違った観点から見れた。

数え上げたらキリがない名シーンの数々。その中でどこを使うかを決めるのは本当に大変だったと思う。
基本的なシーンは抑えながら、その中でも漫画を穴が開くほど読んでいた人たちにはクスっと笑える様な描写(ゴリとのタッチの後、桜木の手が腫れあがってる。ミッチーの3Pの)もしれっと描かれていて本当にうれしかったし、エモいという感情が出てきた。笑
見逃している描写もあると思うので、もう一回観る機会があれば、そこに注目して観てみたい。

試合終了時の桜木と流川のハイタッチを映像化してくれただけで感激もんですけどね!!!!

演出・作画

スピーディーな試合展開は映画観に来た人たちを実際のバスケの試合を観に来ている観客の一人に落とし込む様な作り方していると感じた。
最後の数分で音楽が消え、ドリブルの音とバッシュの音しかしないシーンは結果わかっているのにとてつもない緊張感を感じたし、沢北ほんとかっけぇなぁ・・・と感嘆のため息が出た。笑

一緒に観に行った友人は高校時代バスケをやっていたが、その友人が「動きの描写がほんとにすごい!!バスケの動きそのまま!!」と興奮していたので、バスケ経験者でも唸る様な動きをアニメで作れるっていうのは本当にいい時代になったなぁ・・・・

総評

少し不安もあったけど、結論としては評価にある様に大満足な映画でした!
スラムダンクにハマってた人はほぼ間違いなく面白いと思う!!!!
けれど半面、これを観に行く人はせめて漫画を面白いと思って3回くらい読破しないとそんなに面白くはないんじゃないかな?と感じた映画でもあった。

以上、こんな感じで今後も書いていこうと思いまする。


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