【沖縄県:久米島】東洋一の美しさ「はての浜」はこの世の楽園か!
JGC修行中に一人旅で上陸、一泊二日の短い間でしたが原付で勢力的に島を観光しました。夏場のトップシーズンは羽田から直行便が出ていて、今回もその恩恵に預かってきました。慶良間諸島の西に位置し、東洋一の美しさとも言われる「はての浜」をはじめとした観光スポットが点在します。琉球王朝の史跡も随所にあって、見どころ満載の楽しい島でした。
羽田空港:久米島までノンストップの直行便なら超快適だ!
JGC修行中に一泊で久米島へ行ってきました。トップシーズンの7月~8月はJALが羽田から久米島への直行便を1日1便運航しています。14時前には久米島に到着できるので、陽が沈むまでもしっかり楽しむことができます。
奄美群島に差し掛かり、沖永良部島上空を通過中。居心地が良すぎて半年の間に2度訪れたお気に入りの島の一つです。中央手前が和泊港で、右端に見える滑走路がえらぶゆりの島空港(沖永良部空港)ですね。
久米島が見えてきました。手間の滑走路が岩礁にせり出している感じがいいですね。離島で2,000m級の滑走路を保有しているところはなかなか少ないです。おかげでジェット機も着陸することができます。
久米島空港:通常はJTAとRACが那覇空港間を運航しています
ちょっと新石垣空港のような手作り感満載のフォトスポットがありました。島の観光の中心地はイーフビーチ付近で、バスの営業所もイーフビーチホテル脇にあって、空港から営業所までを町営バスが運行されており片道390円でした。
イーフビーチホテル:空港からのバスはホテルの目の前に停まります
空港から市街地への町営バスはイーフビーチの敷地内にも入って、ロビーの目の前に停まります。ホテルの宿泊客以外もほとんどがここで下車しています。私もイーフビーチの宿泊者ではありませんでしたがこちらで下車しました(苦笑
トップシーズを外せばお得に停まれるリゾートホテルかと思います。
ふくぎ荘:イーフビーチホテルに隣接する、原付が借りられる民宿!
今回はJGC修行中の一人旅ということで、観光は原付で勢力的に周るつもりだったので、宿で原付が借りられるこちらのふくぎ荘さんにお世話になりました。ご主人も優しく対応してくれて快適に過ごせました。
予約時には和室1室しか空きがなかったのですが洋室もあります。一人旅なのでこちらで全然大満足です。民宿ですが客室内にバス・トイレもありますので、夜に外へ飲みに行ってもゆっくりシャワーも浴びれます。
15時近くになりましたが早速原付をお借りして近隣の観光をスタートです。宿で借りて、宿で返却。翌日も朝から宿で借りれるのは、観光効率としても費用面でもとてもありがたいですね。
奧武島:久米島の東側800mほど沖合にあって、新奥武橋で繋がっている
奥武島から久米島を臨む帰りの写真で恐縮です(汗 橋が架かる前、干潮時は歩いて渡ることもできたそうで、満潮時には漁船や竹馬で行き来していたとか。温泉施設や観光スポットなど久米島らしさがたくさんあります。
畳石:奥武島にある国指定天然記念物、世界的にも珍しい柱状節理とは?
この記事のカバー写真にも使っていますが、奥武島にある国指定天然記念物の奇岩郡で、干潮時に出現する岩が五角形や六角形など亀の甲羅のような岩が広がっています。安山岩質の溶岩がゆっくり冷えて岩石になる時に割れ目ができる柱状節理と呼ばれるもので、世界的にも珍しいらしいです。
てぃーだ橋・つむぎ橋:久米島北側の真泊集落から阿嘉集落までを安全に結ぶ
久米島北側の真泊集落から阿嘉集落までは猛烈な峠道だったそうで、往来し易くするために造られたのがてぃーだ橋・つむぎ橋。坂の上部てぃーだ橋からの眺めは絶景なのですが、車を停めるスペースがありませんので、車の方は坂を登り切った駐車スペースからご覧ください。
比屋定バンタ:バンタとは方言で断崖を意味します
比屋定集落から阿嘉集落に抜ける途中の高さ200mの断崖絶壁の景勝地で、展望台とともに小さなドライブインがありました。中では車エビ釣りができたりとなんかホッコリします(笑
駐車スペースは大型バスも全然OKなほど広いです。
天気が良い日にはこの展望台から「はての浜」はもちろん、粟国島や渡名喜島,慶良間諸島までも一望することができるそうです。ドライブの休憩がてら絶景を堪能してみてください。
宇江城城跡:標高310mの山頂に築かれ、県内最高地のグスク時代の城跡
宇江城岳の山頂に築かれ、沖縄県内で最も高い場所に建てられたグスク時代の城跡。最も高い場所が一の郭、一段下に二の郭、さらに下がって三の郭を配した構造で、城壁の石積みが残っている感じです。航空自衛隊の久米島分屯基地の施設が見えていますね。
具志川城跡:中国との貿易が盛んだったことを伺わせる出土品が
築城年代は不明らしいのですが、14〜15世紀頃の陶磁器が出土していることから、15世紀初めには城の原型ができあがっていたと考えられているそうです。久米島北西の仲村渠(なかんだかり)集落の北方、東シナ海へ飛び出した丘の上にあります。
ミーフガー:子宝に恵まれない女性が拝むとご利益があるとの古来からの言い伝えが
久米島は出生率の数字からも子宝の島と言われていますが、島内にはそれを裏付ける?かのようなパワースポットもあります。ミーフガーとは方言で「女岩」を意味し、この岩を拝むと子宝のご利益があると伝えられています。
岩の穴の真下まで行って見上げてみると、一つの岩に穴が空いたのではなくて、二つの岩がぶつかり合ってできているのが判ります。これもパワースポットと言われる所以なのかもしれませんね。
おばけ坂:一見するとなんの変哲もない坂は、やっぱりなにもないの?
登坂のように見える坂をボールが転がり落ちていったり、反対に下り坂のように見えるが上っているように感じたりといった錯覚がおきることから「おばけ坂」と呼ばれるようになったスポットなのですが… 私には感じ取ることが出来ませんでした(苦笑
南美花(Nanbika):ふくぎ荘からもすぐ近くのもずくとラフテーが美味しい居酒屋
タイトルにはこう書きましたが、お刺身を含めなんでも美味しかったです。地元の方で賑わっていたので間違いないのかなと。私が毎晩もずくを食べるようになったのは、こちらのもずく酢が美味しかったに他なりません。
お刺身の盛り合わせ、これで1,500円ですからお得感もあります。こちらでオリオン3杯とシークヮーサーサワーをいただきました。宿付近には居酒屋を含め食事処がたくさんあるので外食のはしごも楽しめます。
オオ・ハッピー:小島よしおさんのお母さんがきりもりするお店です
2軒目はタレントの小島よしおさんのお母さんのお店としても有名なオオ・ハッピーさん。オリオンに枝豆とゴーヤチャンプルーをいただきました。
お母さんの優しい人柄を感じるあたたかい雰囲気のお店です。
思わず「うぇ~い!」と言ってしまいそうですね(苦笑
陽気なお母さんとお手伝いの方 2人できりもりしています。タコライスが美味しいそうなので、今度は食事で訪れたいと思います。
イーフビーチ:朝の散歩はイーフビーチから
せっかくビーチの近くに宿泊しているので、朝の散歩はイーフビーチからスタート。このあたりは謝名堂地区というんですね。宿も飲食店も多く、なんといっても島に 2店舗しかないファミリーマートもあります。
鳥の口:朝から原付を借りて島南西部を巡ります
島の南端、島尻先の海岸に立つ奇岩「鳥の口」を観に行きます。ここからもう少し先までバイクで入っていけます。軽自動車も 2台分くらいの駐車スペースがあります。
駐車スペースからは15分ほど歩きました。途中クマゼミの鳴き声が半端なく煩かったです(苦笑 確かに鳥の口ばしのようにも見えますね。1月~3月にはクジラを見ることが出来る日も。
アーラ浜:山を越えてやっとたどり着く、山の緑と真っ白な砂浜が美しい自然海岸
久米島の南部、兼城集落とイーフビーチの間にある儀間集落をかなり入った奥にあって、山道をぬって、サトウキビ畑の合間を走りようやく辿り着ける、知る人ぞ知る穴場のビーチ。
山に囲まれているのでプライベート感が半端ないですね。砂は白くはありませんが、訪れる人もすくなく、自然のままの美しさを感じることができます。もちろんトイレなどの設備はありません(苦笑
久米島野球場:かつては1軍のキャンプ地だったんですけどねぇ
東北楽天イーグルスの1軍キャンプ地でしたが、コロナで医療体制への不安からキャンプは中止、その後2軍キャンプが復活し 2024年には再び 1軍キャンプが開催されるようです。良かったですね
パーラースリーピース:久米島は味噌文化、ピリ辛味噌そばいただきます!
そろそろ帰宅の準備で宿周辺に戻ってきました。久米島で楽しみにしていたやん小(ヤンガー)の久米そばを食べることは叶いませんでした。味噌文化の沖縄そばがどうしても食べたいとうことで、こちらのピリ辛味噌そばをいただきました。これがやたら旨かった!
久米島空港:那覇経由で帰ります
ちょっと早めのバスでイーフビーチ付近の営業所から空港まで戻ってきました。展望デッキで飛行機を眺めながら待ちます。天候にも恵まれ、原付バイクの島旅を堪能しました。やっぱり奥さんと一緒に来ないと申し訳ないな(汗
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?